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欧州旅行記⑤「南仏とスペイン」

欧州旅行記④からだいぶ間が空いてしまい、失礼しました。

さて、イタリアを寝台列車で出た後、ふと目がさめると南フランス。実はここもあまり思い出がない。ただ、マルセイユであの有名な海鮮スープ(名前忘れた)をいただき、南仏の美しい海外線を拝見し、モナコを通り過ぎる、ただそれだけの記憶である。もう1つ記憶があるとすると、私と同じようにレールパスを使った日本人旅行客と寝台列車で一緒になったのだが、彼らは使い方を間違えていて、途中下車と罰金を求められ、モナコで下車した、そんな思い出だ。こういう書き方をするとたいしたことない場所なのか、と思われる人もいるかもしれないが、南フランスは極めて美しい。海外線は本当に美しいです。多分バカンスにはいいんでしょうね。

そして、スペインバルセロナへ。先に申し上げておくと、今回の旅で一番のお気に入りはこのバルセロナでした。まず夕方到着の宿探しも、駅の宿探しセンターのお姉さんがすぐに安い宿を手配、その宿もベリーグッド。なんか、普通のアパートみたいなところだったんですが、年季を感じるかっこいい昔ながらのエレベーターにも乗れた。そして、なにより女性が美しくみえた(←セクハラではありません)。しかも朗らかな感じで、これは女性だけでなく、男性にも言えることですが、接しやすさはバルセロナが一番よかった(スペインとは書きません、地域性が強い国ですので)。さらに飯もうまい!!私のお気に入りはバル。要は居酒屋ですが、スペインの居酒屋はカウンターに座って、目の前に並んだつまみみたいなものを都度注文するスタイルなんですね。それがどれもおいしい。そしてワインもおいしい。そして安い。毎晩飲み歩きました。

そしてバルセロナといえば忘れてはいけないのはアントニガウディ。その代表作、サクラダファミリアは未完の大器。私がいった当時、完成にはあと100年以上かかると言われていたけど、なんだか最近早まって私が死ぬ前に完成しそうなので、完成したら一度行きたいなと考えている。グエル公園とかもそうなんですが、あの不思議な感じがたまらなく自分の感性に合い、ガウディは本当に好きなのです。

スペインはイタリアと同じく、西欧のなかでは貧困率や若者の失業率も高く、おそらく今でもお世辞にも安全とは言えないのだろうけど、バルセロナは本当に最高でした。 Hasta luego.


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