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本紹介「ユダヤの商法」

ユダヤの商法
藤田田 著

●藤田田氏について

1926年大阪生まれ。東大卒業後、GHQの通訳を始めたことをきっかけに(株)藤田商店を設立。

1971年に米国マクドナルド社と50:50の出資比率で日本マクドナルド(株)を設立。

銀座三越1階に第1号店をオープン。

世界の経済を牛耳っているというユダヤ人たちからあるピンチをきっかけに大きな信頼を勝ち取り、「銀座のユダヤ人」と称賛されるようになった。

●78:22の法則

ユダヤ商法には法則がある。そしてその法則を支えているのは、宇宙の第法則である。その基礎となるのが「78:22」の法則。

空気中の成分が窒素78に対して酸素などが22の割合になっているのは有名。人間の体も、水分が78、その他の物質が22の割合でできている。

金を貸したい人と借りたい人、どちらが多いか。金を借りたい人の方が多いと思われやすいが、実際は貸したい人の方が多い。

銀行はたくさんの人から金を借りて、一部の人に金を貸す、というのがその実例。

ユダヤ人的にいうならば「貸したい人78」に対して「借りたい人22」の割合でこの世は成り立っている。

●女と口を狙え

「ユダヤ商法に商品は2つしかない。それは女と口である。」ユダヤ人の間ではこういう言葉が飛び交う。

女を狙うとは。

男は働いて金を稼いでくるものである。
女は男が稼いできた金を使って生活を成り立たせるものである。

なので古今東西、儲けようと思えば女性をターゲットにするというのがユダヤ商法の公理である。

女性相手の商売はしやすい。ダイヤモンド。豪華なドレス。指輪などのアクセサリー。高級ハンドバッグ。

こうして商品は利潤を得やすい。

第二の商品が「口」を狙ったもの。

つまり「口に入れるものを取り扱う商売」。

八百屋、魚屋、酒屋、乾物屋、果物屋など。

また、それらを加工して販売する料理屋、飲食店、バーなどもそう。

口に入ったものは必ず消費され、排出される。そして数時間後には次の「商品」が必要になってくる。こんな商品は他にはない。

●大損しても納期は守る

著者がアメリカンオイルという米国きっての大企業から大量受注したときのエピソード。窓口となるのは当然ユダヤ人。

日本の生産業者の責任で納期に間に合わないとなったときに藤田田氏がとったある行動が、ユダヤ人たちからの信頼を勝ち取る大きなきっかけとなる。

続きは本書で♪

下記に本著のリンクを貼っておきますヽ(・∀・)

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