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アンダーカヴァー

ジェームズ・グレイ監督 邦題は潜入捜査を意味しているらしい。 ちなみに原題は『We own the night』 あらゆる意味を想像できて面白いタイトルだ… 最近マーク・ウォルバーグ作品を観漁っていて出会った本作。 思い返すたびに「好きだな〜」と感じてまして  「なぜ」の部分を吐き出させていただきます。 まずはあらすじ。 舞台は1988年のアメリカ、ニューヨーク。 ロシアンマフィアが取り仕切るナイトクラブで働くボビー(ホアキン・フェニックス)は恋人のアマダ(エヴァ

    • ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーン

      フェイ・ダナウェイかわいい。このオフショットだいすき。 やっっっっっと仕事に慣れてきた、と思ったら急な異動でバッタバタしておりまして...。ようやく少し心に余裕が生まれてきたので、半年近く眠っていた書きかけのラブレターを完成させましょうか。 我が家では、夜ご飯を食べながらよく映画の話をします。 そこでたびたび話題に上がるのが 「『タワーリング・インフェルノ』、ポール派?スティーブ派?」です。 この論争、軽く3時間は出来る。 父はスティーブ派、 そしてわたしはつい

      • 映画のキャラクター嗜好列伝 vol.2

        好きだと思う映画には、好きなキャラクターがいる。 映画のキャラクター嗜好列伝、ボリュ〜ムツーだ!!!!!! 私事ですが。 社会人になって、ゆっくり文章を作る時間が得られなくなったので、 リハビリも兼ねて愛する彼について語りたいと思います。 チャーリー・シムズ 2人目は『セント・オブ・ウーマン』のチャーリー・シムズくん。 キャストはクリス・オドネルです。 『ゴッドファーザー』でアル・パチーノが大好きになりまして、彼の出演作品を追っかけていくうちに出会ったのが本作、

        • アウトサイダーこぼれ話

          わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜かわいい。 わたしは映画のオフショットと撮影秘話が大好きです。 ことに『アウトサイダー』はそれらが多いような気がします。キャストが若かったからでしょうか、それとも制作に携わった多くの人にとって記憶に残る現場だったからでしょうか...その理由は定かではありませんが、愛されていることはよくわかります。 まぁとにかく、今回は備忘録も兼ねてこぼれ話をご紹介。興味のある方はニヤニヤしながら読んでくださいね。 1. 椅子から落ちたマット・ディロン

        アンダーカヴァー

          アウトサイダー

          フランシス・フォード・コッポラ監督 原作はS・E・ヒントンの同名小説 『The Outsiders』 ちなみに映画の邦題は『アウトサイダー』で、翻訳された小説は『アウトサイダーズ』だったり『アウトサイダー』だったり出版社によってバラバラ。なんでだよ。謎。 遂に『アウトサイダー』について書く日が来たな... 今年の2月9日に観て、それ以来ずーーーーっと心の片隅にいる作品です。 たくさん映画を観ていると稀にこういう1本と邂逅しますよね。 こういう瞬間のために生きてい

          アウトサイダー

          映画のキャラクター嗜好列伝 vol.1

          好きだと思う映画には、好きだと思うキャラクターがいる。 このセオリー、共感してくれる人多いんじゃないかな。 そうであってくれ。 魅力的な彼や彼女は数多いますが、 今回はその中でもわたしの心を掴んで離さないとびきりのキャラクターを厳選して書き連ねようと思います。 これぞ感情の掃き溜め!!! (『ニュー・シネマ・パラダイス』については何も書いてないよ!) クリス(クリストファー)・チェンバーズ  記念すべき1人目は『スタンド・バイ・ミー』のクリス・チェンバーズくん

          映画のキャラクター嗜好列伝 vol.1

          さらば、わが愛 / 覇王別姫

          チェン・カイコー監督 『さらば、わが愛 / 覇王別姫』 観ましたよ...やっと... おとといの夜鑑賞して、今もまだ陶酔状態です。 もうしばらく帰って来られません。グッバイ、現! はじまりは、1925年の北京。 女郎の私生児として生まれた小豆子は、「京劇俳優養成所」に預けられます。 それも多指症を理由に入所を断られた直後、「これなら良いんでしょう!」と言わんばかりに実母に指を切り落とされるという、半ば捨てるような形で。 半ばというか、9割9分捨ててますね。

          さらば、わが愛 / 覇王別姫

          フェイズⅣ 戦慄! 昆虫パニック

          何だこのタイトルは。 いい匂いがプンプンするぜ!! 監督はあの超有名なグラフィックデザイナーのソール・バス。 そうです、オットー・プレミンジャー監督の『バニー・レークは行方不明』とか、ヒッチコックの『めまい』のタイトルデザインをした人です。 あの彼なんです。 ...?昆虫パニック?ってなるよね。わかる。 だってファッションデザイナーのトム・フォードが監督した映画は2本とも息継ぎする暇もないくらい「美」が散りばめられていたし、 もともと美大生で絵画を勉強していたデ

          フェイズⅣ 戦慄! 昆虫パニック

          ヒッチャー

          ロバート・ハーモン監督の『ヒッチャー』 シネマート新宿とアップリンク渋谷で実に計3回観て来ました。 ニューマスター版。 上映されたのは実に35年ぶりだそうで。 いやぁ良い時代に生まれたなぁ........................................。 夜明け前の雨降りしきるハイウェイ、 輸送のアルバイトでシカゴに車を届けようとしている青年、ジム(C・トーマス・ハウエル)は、長時間のドライヴで疲労困憊。あわや衝突事故を起こしかける。 危機一髪の

          ヒッチャー