アウトサイダーこぼれ話
わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜かわいい。
わたしは映画のオフショットと撮影秘話が大好きです。
ことに『アウトサイダー』はそれらが多いような気がします。キャストが若かったからでしょうか、それとも制作に携わった多くの人にとって記憶に残る現場だったからでしょうか...その理由は定かではありませんが、愛されていることはよくわかります。
まぁとにかく、今回は備忘録も兼ねてこぼれ話をご紹介。興味のある方はニヤニヤしながら読んでくださいね。
1. 椅子から落ちたマット・ディロン
まずは有名どころから。
ドライブインシアターでダラスがチェリーに絡み始めるシーン。ダラス役のマット・ディロンが前の椅子に足を伸ばして椅子ごと横に倒れますが、これ完全に事故です。台本にありませんでした。その証拠に、ポニーボーイ役のトーマス・ハウエルが大笑いしながら画面外を見ています。この時彼はカットがかかると思って、フランシス・フォード・コッポラ監督の方を見ているんですね〜 結局マットがすぐ演技に戻ったので、そのまま使われることになりました。
2. 飲み込めないバーガー
教会を出たポニーとジョニーがダラスの車でハンバーガーを食べに行くシーン。3人ともバーベキューバーガーを食べているのですが、ジョニー役のラルフ・マッチオはこのバーガーについて、「不味すぎてなかなか飲み込めなかった」と語っています。不味すぎて飲み込めない食べ物ってそうないですよね。逆に気になる。
3. 見えないところで...
チェリーとポニーボーイが再会するシーン。2人が夕焼けの話をするあの感動的な場面です。チェリー役のダイアン・レインが喋っている間、カメラに後ろ姿しか映っていないのをいいことに、トーマス・ハウエルはダイアンに向けてずっと変顔をしていたそう。情緒的ないいシーンなのに!!!!!!笑トーマス・ハウエル曰く、「フランシスがやれって言ったんだよ」。なんて万能なマジカルワードなんだ。
4. ジャケット撮影
円盤のジャケットに使用されているこちらの写真。
この写真の撮影中、ボブ役のレイフ・ギャレットがパーティー用の料理をつまみ食いしたそう。それを見たスタッフの1人が「おい、レイフ、まだだ。役者のためにとっておけ」と叫んだのに対し、すかさずジョニー役のラルフ・マッチオが「そうだよレイフ。役者のためにとっておけ」と調子を合わせたんだって。みんなが笑っているのはそのせい。だとしたらロブ・ロウめっちゃ笑ってるじゃん。可愛いかよ。 是が非でも映像が見たいよね。
5. ポニーが観ていた映画
冒頭、映画館からポニーが出てくるシーン。彼はポール・ニューマンの『ハスラー』という作品を観ていたんですが、まさかね。
『アウトサイダー』では目立たない役だったトム・クルーズが、3年後にポール・ニューマンとダブル主演で『ハスラー』の続編に出演することになるんだもの。何が起こるかわかんないね〜〜〜〜〜〜〜これはこぼれ話っていうかただのトリビアだけど。
さ、お話はこれくらいにして。
ハ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜トミーとロブかわいい。
原作者のS・E・ヒントン曰く、2人はポニーとソーダのように仲が良かったとか。
設定では3歳差くらいだったかと思いますが、実年齢では2歳差ですね。若い時の2歳差って大きいんだな〜トミーの方がかなり幼く見える感じがします。
眼福。
公開版じゃこの2人のシーンがカットされてたっていうんだもん、信じらんないよね。
じゃあ今日はこのくらいで。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?