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【旅行の歴史】旅行文化はいつ誕生したのか?始まり〜現代まで。

こんにちは。
株式会社NXresort女子社員のRです!

現代日本人のほとんどが経験したことがあるであろう「旅行」。

観光・レジャー目的の旅行はいつの時代から始まったのかご存知ですか?
今回は日本の旅行の歴史について詳しく紹介していきます☺️


旅の始まり

日本に限らず、どこの世界においても旅の始まりは、

・食料を求めての移動
・生活のための安全な場所探し

といった「生きるための旅」であったと言われています。

その後、日本では3世紀になると大和政権(大和朝廷)が誕生します。

大和政権の成立により、権力者と権力者以外(庶民)といった構図が生まれ、庶民は「都に税金を納めにいく旅」が始まります。

「生きるための旅」と「都に税金を納めにいく旅」は本人の自由意志ではなく、必要性や外部からの命令によって強制された旅です。

では、今で言う自ら好んでいく観光目的の旅はいつから始まったのでしょう?

観光目的の旅行

「自ら好んでいく旅」いわゆる観光は、権力者や、社会の上層部の人達から始まります。

例えば7世紀頃には、温泉やお花見といった、現代に繋がる旅行が始まっていたようです✨

平安時代に入ると、庶民も観光の旅に行くようになります。

庶民の旅行は信仰から

平安時代には、熊野三山を参拝する、「熊野詣」が始まります。
いわゆるお参りの旅です。

身分や老若男女を問わず、蟻の熊野詣と言われるほど、大勢の人が熊野に訪れたらしいですよ⛰️

熊野三山から伊勢神宮へ

室町時代からは、熊野三山から伊勢神宮へと参拝の対象が徐々に移っていきます。

熊野三山は地形的に険しい山間部にあり、参拝に行くだけで一苦労だったようで、平坦な道を行く伊勢神宮が好まれるようになったみたいです🧐

江戸時代

江戸時代に入ると、五街道や宿場などのインフラが整い、さらに多くの庶民が伊勢神宮を参拝するようになります。

まだこの時代には、民衆の移動が厳しく制限されていましたが、信仰の理由による参拝の移動だけは許されていたようです。

そのため江戸時代中期以降には、参拝を表面上の理由にして、普段の生活から離れて楽しむ自由の旅をする人が増えていきました。

元々、熊野詣や伊勢参りは、信仰心からきていましたが、いつしか信仰が名目化建前になっていきたということですね💡

明治時代以降

江戸時代中期以降には、「自ら好んでいく旅」が広がり、明治時代には、観光が社会事象として認識されるようになりました。

その背景には、鉄道の整備、ホテル・旅館の建築や、人々が自由に移動できるようになり、建前が必要なくなったことが考えられます。

そして、昭和40年頃になると、多くの人々が参加する、大衆観光時代が到来し現代に至ります👏

まとめ

今回は日本の旅行の歴史について紹介しました!

誰かに強制される訳でもなく、自分が行きたい時に好きなところに旅行に行ける現代は改めて幸せな時代だなと思いました🥰

世界の旅行の歴史も面白そうなので、今度調べてみます♩

今回の記事が、「おもしろかった!」と思った方は、スキ♡を押していただけると嬉しいです✨