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英語学習迷走の20年、たくさんの失敗と少しずつ積み上げてきた成果

英語が話せる人というと、どういう人を思い浮かべますか?帰国子女やハーフ、またはキャリアウーマン。私は全く違います。

そんな私が出した結論は、コツコツ続けること。劣等感の塊の20代から、ようやく光が見えてきた(遅すぎますが💦)40代に入り、自分自身の失敗から学んでいきたいと思います。

20年強で学んだこと。⇒学び方

最近、勉強したいことが増えて、独学と人について学ぶのとどちらがいいのか迷うことがあったので、語学についても振り返りたいと思います。私は国家資格を取ったとき、お金がないので独学で勉強しました。そのストレスや孤独感から自分の子供にはあまり勧めたくないし、お金と時間に余裕があったら、学校で勉強するほうがいいと思います。

受験勉強の指南みたいですが、個人的な経験から、二つのポイントを両立できると効果的です。
①<学校>モチベーション維持→人と学ぶ刺激を受ける。
②<自習>真の実力アップ→自分で足りないところを一つ一つ潰していく

私の無駄に長い英語学習歴とは

20代の自己投資はほぼ、英語学習でした。英語学習に(少ない給料から)お金をつぎ込んでいました。まさに、万年ダイエット中のような状態。

それなのに、電話会議で発言できない、英文メールを作るのに時間がかかり残業する、新卒の子(帰国子女)に英文マニュアルを直される、通訳学校で落第する(3回)、と迷走してきました。

今の状況で言えば、翻訳会社のトライアルに受からないのが目下の悩みです。

以下が費やした教室と講座の数々の一例です。
【語学スクール】
・Berlitz 2年 (主にビジネス会話)
・個人のビジネス英語スクール 2年 (主にビジネス会話)
・レアジョブ 数か月(英会話)
・個人の先生に習う 数か月(主にビジネス会話)
・British Counsel 1年半 (phoenix、ビジネス会話)
・通訳学校 3年 (通訳会話訓練、但し同じクラスをリピートしているので実質3クラス)
【語学教材】
・NHKラジオ講座
・English Express
・Japan Times Weekly
・Newsweek/ Economist
・TOEIC対策問題集
・英検1級対策問題集
・翻訳学校の基礎講座

語学歴

検証①:なぜ英語の資格が実力につながらなかったか

私は20代の初めTOEIC900点目指し、何度か受験を重ね、TOEIC900点以上取りました(これも泥臭い努力でしたが、また別の機会に)。なのに、映画は字幕なしで分からない、英語の歌詞は聞き取れない、電話会議で何を言っているのかわからない、英語で会話ができない、など全く状況が変わらず焦りました。

今、どこがいけなかったのか振り返ると、
①どんどん恥ずかしがらず英語で発信すべき。これが出来なかったです。極端な話、非英語圏のタクシードライバーでたまに驚くほど英語ができる人は自分で勉強していたりします。目の前のチャンスは無駄にしないバイタリティに欠けていました。

②教材に目移りしたり、他の人の語学の学び方を調べたり、直接言葉を覚えるよりもやり方が気になってしまうタイプでした。本屋やアマゾンで多数の本があり目移りするので、一つこれと決めたら3回くらいはやり通す、体で覚えるくらいだと本当に身につくと思います。

③点数さえよければ、転職や会社でも証明できるからいいやという気持ちがありました。紙切れ1枚で、通用する世界はありませんでした(他にも敗北原因はあります)。

検証②:英語にお金を費やしても、語学は上達しない?

さらに反省点は続きます。
教材費=英語上達、ではない。
・スクールに行けば、講座を取れば、本を買えば上達するという幻想を持っていた。
・私自身の自己肯定感が低く、出来る同級生は敬遠し、同じく出来ない同級生を選び傷を舐めあう感じになっていた。(通訳学校時代)

しかし、学校に行って良かったと思う経験もあるのです。
・個人のビジネス英語スクール 2年 ⇒同年代の人で、海外就労という同じ目標の人に出会えた
・British Counsel 1年半 ⇒海外就労中に通ったのだが、女性の先生で元Armyという異色の経歴の持ち主で、歯に衣着せぬ面白い授業を夢中で受けた
・通訳学校 3年 ⇒圧倒的な単語力のなさ、文法が不十分など、自分の実力を思い知らされた。第一線で活躍される先生たちからスキルを直接学べた。

どんなことでもいえるのでしょうが、目的を見失わないのが大事なのだと思うと、胸が痛いです💦

検証③:背伸びをしても、続かない?自分に合う教材・スクールとは?

内弁慶なのに見栄っ張りなところが災いし、教材や学校選びでも失敗があります。今だから言える若気の至りと思いたいのですが、忘れるとついつい基礎が疎かになるので、ここに記載します。

・日経新聞を理解できないのにEconomistを購読していた。
・聞き流すと英語耳になるというのを鵜呑みして、わからない単語を後で調べる努力もせず、海外ドラマを字幕なしでみていた。(空想の世界でした)
・通訳学校でのシャドーイングも、BBCのネイティブを教材としていたら、ゆっくり日本人が話すNHK Worldを進められた。(→事実、自分のレベルにあった教材のほうが上達が早かったです)
・British Counsilでついていけず発言できず、ついていけないということが言い出せず、居心地の悪いまま1ターム過ごした。

スポーツでもなんでも、基礎が大事だと言われますが、英語も同じだと実感しています。Economistを読みたいなら経済知識と単語を抑える、そういうことに気付きませんでした。

あと、少し上のレベルを設定すると俄然やる気が出るタイプの人もいると思いますが、私は着実に少しずつステップアップするのが向いているタイプでした。(冒険や挑戦とは残念ながら、縁がないのでしょうか💦)

40代、仕事をしつつ家庭を持ちつつ、目指す英語学習の方向

20代からずっと迷走してきたから、40代はこうしたいと胸を張って言えないのが辛いところです。ただ持久力だけはまだまだあるので、以下を続けていきたいです。

①興味がある分野を英語でも掘り下げていく
youtubeやpodcastでパーマカルチャーや子育ての情報収集しています。また、AI翻訳の精度が上がるなかで自分のレベルの翻訳が通用するとは思わないのですが、せっかく始めたのだから続けていきたいです。
▼ホームスクールについてアドバイス

▼ペアレンティングについて、ゆっくりした英語で説明。ティーンエージャーを持つ親へのアドバイスも多いので、今後参考にしたい。

▼不耕栽培について、いろいろなガーデナーがアドバイスしている。私の尊敬するCharles Dowdingも登壇。YouTubeより動画がない分、集中して聞く訓練ができる。

➁毎日コツコツ続ける。朝型なので、子供が起きる前の午前5時~7時を有効活用したいです。
【英語力維持】
・YouTube、Podcastを聞き続ける。
・通訳訓練法の一つ、シャドーイングを再開する。

【翻訳力向上】
まずは、基礎をやり直したいと思います。
文法をやり直す。
・寝かせておいた英文契約書の本と教材を再開する。

【単語力アップ】
単語力が圧倒的にないので、もう少し年相応の英語を話せるようにボキャブラリーを増やしたい。まずは1日10単語!慣れてきたら、1日20単語に挑戦!
→1日目:新10単語
 2日目:前日の10単語+新10単語
 3日目:前々日の10単語+前日の10単語+新10単語

怠惰な自分のことなので、すぐに挫折しないで継続できるよう、1か月後にまた状況を報告します。




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