見出し画像

うつ病、K-POPと運命の出会い

前回の記事でうつのアレコレを書いたのですが、この時期心の支えになっていたものがあります。

K-POP。恐ろしい響きだ。

わたしはとある男性アイドルグループ、いわゆるナムドルにゾッコンになってしまった。

NCTをご存知だろうか。

総勢23人からなる多国籍K-POP男性アイドルグループ、NCT。
ずば抜けたパフォーマンスと暴力的なまでに整ったビジュアル、
聴けば聴くほどクセになる中毒性の高い楽曲。
全てが新鮮だった。

彼らを知ってから沼落ちするまでの時間はそう長くなかった。
あっという間にドボンし、今に至る。

ここでメンバー全員について熱弁したいくらいだが、
本題はそこではないので割愛。ググってください。


発病してから家に引きこもり続け、全てのやる気をなくし、
何もかもがどうでもよかった。死にたかった。
だけどわたしがこうして生きているのは、大袈裟じゃなく、彼らのおかげだと思う。

彼らがわたしにくれたのはひとさじのエンターテイメント。
そこから好きなもの同士で繋がって、語り合う仲間ができて、
いわゆるオタ活なんかもしてみたりして。
トレカと言われる写真で推しが出るかどうかで一喜一憂して、
好きなデコレーションをしてカフェに持って行って。
ライブの前には大きなうちわを作って、友達と作戦会議に情熱を燃やしたりした。

こんなことを続けていたら、なんだか毎日があっという間で、キラキラしてきた。いつか推しと話せる日が来るかもしれないからと、ダイエットに励んだり、
韓国語の勉強を始めたり、少しずつ未来を見ながら生きられるようになった。

一人で真っ暗闇の中にいたわたしの目の前に現れた彼らは
冗談じゃなく神様みたいだった。
彼らは「ありがとう」「愛してる」と、たくさんの言葉をくれる。
その言葉たちがわたしをここに生かしてくれているのだと、
いつか彼らに伝えたい。
世界にはわたしみたいなおたくがいて、
あなたたちのおかげで今があり、未来があると。

もしこの記事を見つけたシズニがいたら、きっとわかると思う。
彼らが偉大で、美しくて、私たちを勇気付けてくれる存在であることを。

NCT、ありがとう。今日もわたしは生きています。

サポートのお金でゲームのダウンロードコンテンツを買います。やめたほうがいいですよ。