Nuture Networks

『グローバル社会の未来に向かって、人、製品、企業、文化のもつオリジナルな価値を発見し、…

Nuture Networks

『グローバル社会の未来に向かって、人、製品、企業、文化のもつオリジナルな価値を発見し、それらをネットワークすることで、新たな価値を創造する』

マガジン

  • Nuture Networksコラム「Global Age」

    「 Global Age 」では、業界、産業を超えた視点での新たな事業創造を目指し、利益の追求のみならず、顧客、社会、社員、取引先へのバランスのとれた新たな価値提供の方法論、異業種連携、M&A・アライアンスといった経営戦略トピックスなどの知識、情報を発信しております。

  • 「顧客経験価値のための商品企画開発の実践」シリーズ

    「顧客経験価値のための商品企画開発の実践」シリーズをまとめました

  • Nuture Networks注目記事まとめ

    • 9本

最近の記事

「商品開発プロジェクトは背景文脈で決まる」顧客経験価値のための商品企画開発の実践 第4回

■商品開発の背景文脈とは何か? 商品開発プロジェクトでは、その背景文脈が全てと言っても良いぐらい重要です。背景文脈とは、どのような時代観、世界観、動機でそのプロジェクトが必要なのか?そしてそのプロジェクトは何を目指すのかといった、プロジェクトのフィロソフィーを物語り仕立てにしたものです。 この背景文脈が不明確であったり、社会、人の価値観の微妙な変化をとらえていなかったりすると、そのプロジェクトは、人や組織を惹きつけられません。つまり、必要な人、カネなどのリソースが確保出

    • Nutureの注目記事「ユニリーバも導入、スキルベースで「働き方の幅」広げる」

      長らくジョブ型の人材マネジメントが主流だった米国で、「スキルベース組織」の導入が進んでいる。スキルベース組織とは、一人ひとりが持つ「知識やスキル」と、ジョブよりも細かい「タスク(業務や作業)」をマッチングさせている組織のことだ。 日本でもデロイト トーマツ コンサルティングが、未来型人材マネジメントとしてのスキルベース組織の実践方法についてリポートを発行した。スキルベース組織の導入が企業や従業員にもたらすメリットは何か。同社執行役員の小野隆氏と、坂田省悟氏に聞いた。 大塚

      • 「商品開発の各フェーズでやるべきことを知ればマネジメントできる」顧客経験価値のための商品企画開発の実践 第3回

        商品企画開発の業務は実に多岐に渡ります。しかも各業務は極めて専門的です。プロジェクトリーダーは、各業務全てに精通していなくても、全体像を把握し、各フェーズで何をすべきかを理解していればよいのです。今回は商品企画開発の各フェーズの説明と実施すべきことを大まかに説明します。ここでは、各フェーズの狙いと、おおよそどのようなことを行うのかを理解して、商品企画開発の全体像を把握することに役立ててください。 ■準備フェーズ 準備フェーズは、商品企画開発プロジェクトを実施するための事前

        • 「商品開発の全体像を知っているか?」顧客経験価値のための商品企画開発の実践 第2回

          ■なぜ商品開発の全体像を理解すべきなのか? 前回商品企画開発プロセスは、他の業務と比較してかなり特異であると述べましたが、それだけに商品企画開発の全体像、つまり商品企画開発の要素とその構造は理解しておくべきです。全体像を理解することで、前にあげた商品企画開発の機会を逃すことなく、またそれが継続性のある事業システムとして構想することができます。 ■では事業とは何か?商品との違いは? 商品企画開発の全体像を把握するために、最初に理解しておくべきことは、商品企画開発と事業開

        「商品開発プロジェクトは背景文脈で決まる」顧客経験価値のための商品企画開発の実践 第4回

        • Nutureの注目記事「ユニリーバも導入、スキルベースで「働き方の幅」広げる」

        • 「商品開発の各フェーズでやるべきことを知ればマネジメントできる」顧客経験価値のための商品企画開発の実践 第3回

        • 「商品開発の全体像を知っているか?」顧客経験価値のための商品企画開発の実践 第2回

        マガジン

        • 「顧客経験価値のための商品企画開発の実践」シリーズ
          4本
        • Nuture Networksコラム「Global Age」
          29本
        • Nuture Networks注目記事まとめ
          9本

        記事

          「商品企画開発プロセスは捉えにくい」顧客経験価値のための商品企画開発の実践 第1回

          私はメーカー時代も含め30年以上新商品や新事業企画に関わってきましたが、未だに商品企画開発のプロセスは、生産や設計プロセスなどのオペレーショナルなプロセスと比較し全く異なる特性をもち、捉えにくいなと感じています。マーケティング戦略プロセスなどの戦略企画プロセスと比較しても捉えにくいところが多いと感じます。商品企画開発にはプロセスという概念は必要ないのではと思うことさえあります。商品企画プロセスが他のプロセスとは全く違う特性とは次の5つです。 1つ目は、商品企画開発では、偶然

          「商品企画開発プロセスは捉えにくい」顧客経験価値のための商品企画開発の実践 第1回

          2021年、企業の目指すべきところがはっきり変わった

          昨年は、コロナ禍で当方も多少の仕事の苦労はしたものの、徹底した動画の活用、オンラインワークショップなど、皆さまのご理解、ご協力のおかげで乗り切ることができました。心から感謝申し上げます。 2021年新年に当たって、毎年恒例の社会、経済、ビジネスにおける私の見方、考え方をお伝えいたします。何かのご参考になれば幸いです。 ■2つのつながりの大切さ2020年は、ふたつの「つながり」ということをあらためて考えさせられました。一つ目は、家族、友人、地域、職場、国という強い共通軸をもっ

          2021年、企業の目指すべきところがはっきり変わった

          ニューチャーネットワークス代表取締役高橋透執筆の、「技術マーケティング戦略」が増刷されました!

          ニューチャーネットワークス代表取締役高橋透 #torutakahashi 執筆の、「技術マーケティング戦略」が増刷されました! これまでお買い求めいただけなかった方、Amazonでは「2021年1月6日に入荷予定」となっており、予約購入できるようになっておりますのでこの機会に是非お求めください。 ちなみに、Kindle版もございます♪ https://amzn.to/2It0dvS

          ニューチャーネットワークス代表取締役高橋透執筆の、「技術マーケティング戦略」が増刷されました!

          仕事とプライベートを上手く融合させる働き方

          リモートワーク時は、仕事のオン・オフの切り替えが難しく、出社していた時よりもストレスを感じる、疲れるという話を多くの方から聞きます。新聞・雑誌、Web記事でも同様の内容を頻繁に目にします。「切り替えが難しい」と感じる原因の一つが、仕事とプライベートを明確に分けてしまっていることです。 新型コロナウイルスの感染が再び広がり、リモートワークを再開される方も多いと思います。また、リゾート地などの環境のよい場所で休暇を兼ねてリモートワークを行うワーケーションも改めて注目されており、

          仕事とプライベートを上手く融合させる働き方

          顧客経験価値をつくるためには、ビジネスモデル、情報をどのように事業戦略に組み込むかが重要

          最近「オフラインの中にオンラインが取り込まれる」といった見解を目にしますが、顧客が何を経験するかが主軸であり、オフライン、オンラインは単なる手段だと思います。 もちろん今の時代オンラインでの接点はどんなかたちであれ基本的には必要ですが、大事なのは顧客経験価値そのものだと思います。顧客経験価値を基軸に考えると、当然製品(モノ)だけではなく、ビジネスモデル、そして情報をいかに組み込んだ戦略にするかが重要になってきます。 今回は、顧客経験価値をつくるために、ビジネスモデル、情報

          顧客経験価値をつくるためには、ビジネスモデル、情報をどのように事業戦略に組み込むかが重要

          営業担当者の利益マネジメント力を上げ、営業現場の生産性・利益率を高める

          営業部門に売上を優先させるか、多少売上が下がっても利益を重視させるか、経営トップが常に悩む問題です。メーカーは工場の稼働率を維持するために、販売量の確保、拡大を求めます。売上の伸びに比例して利益も伸びればよいのですが、市場の競争が激しく買い手の交渉力が強い業界では、売上を伸ばすために値引きが行われ、売上の伸びほど利益を確保できません。それでも限界利益を上回る利益が確保できているなら売るという方針の企業は多いと思います。この「限界利益を上回る場合は売る」という状況が、営業現場を

          営業担当者の利益マネジメント力を上げ、営業現場の生産性・利益率を高める

          「新しい社会での、新たな需要を創造する企業」が脚光を浴びる ~新型コロナウイルスで激変する経済社会で~

          緊急事態宣言が解除され、2次感染を恐れつつも、オフィスに出勤する人が多くなりました。それと同時に会社の経営状況も次第に管理職レベルまで共有されはじめました。1-3月の業績の急激な悪化とその後の見込みが立たない現状に、中小企業にかかわらず、トヨタはじめ大企業も資金調達を急いでいます。またキャッシュの流出を止める止血作業も始まっており、企業経営はサバイバルフェーズに入っています。 リーマンショックと比較しても企業の反応は遅い気がします。役員はじめ多くの管理職、スタッフは、自粛で

          「新しい社会での、新たな需要を創造する企業」が脚光を浴びる ~新型コロナウイルスで激変する経済社会で~

          「事業戦略大学(教員1名 生徒無限大)」を開講中です

          ニューチャーネットワークス 代表取締役 高橋透 が、現在自身のnoteにて「事業戦略大学(教員1名 生徒無限大)」を開講中です! 初回の講座は「考え抜くための戦略フレームワーク入門」(全15回)です。 是非ご入学ください♪ 事業戦略大学(教員1名 生徒無限大)受講資格はこちらです! ■事業戦略大学(教員1名 生徒無限大) ■ニューチャーネットワークス 代表取締役 高橋透note =========== ニューチャーネットワークスでは、定期的にメールマガジン「 Globa

          「事業戦略大学(教員1名 生徒無限大)」を開講中です

          今必要なのはビジネスチャンスをつかみ取る発想を変えた成長戦略の構想とその実行力

          新型コロナによる世界的な経済ダメージはかなり大きなものであることは誰もが認識するところです。経済が縮小したということは、時代が大きく変わったということです。 ビジネスチャンスとは変化のあるところに存在します。従って今はビジネスチャンスが多いと解釈できます。今必要なのは、そのチャンスをつかみ取る発想を変えた成長戦略の構想とその実行力です。 これまで弊社ニューチャーネットワースが公開してきたコラムの中で、成長戦略に関連したものをいくつか選びました。是非ご参考にしてください。

          今必要なのはビジネスチャンスをつかみ取る発想を変えた成長戦略の構想とその実行力

          今すぐ始められる、オンライン・グループワーク実施のポイント

           日本国内では新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言の期間が延長されましたが、欧州では一足先に経済・社会活動が再開されはじめています。日本でも今後の流行沈静化を見越して、徐々に経済・社会活動再開の動きが進んでいます。しかしながら、人と物理的な距離を置くソーシャル・ディスタンシング、1ヶ所に多人数が集まることの禁止など、人と人が直接接点を持つ活動は当面の間制約があることが予想されます。そのため、企業の研修担当者の方から「グループワークを伴う研修が開催できないので、良い方法は

          今すぐ始められる、オンライン・グループワーク実施のポイント

          急増するWEB会議・研修の満足度を高めるための段取り・運営のポイント

          ■新型コロナウィルスの影響で急増したWEB会議 ニューチャーネットワークスでは以前より必要に応じてリモートワークやWEB会議システムを活用した弊社メンバーやお客様との会議を実施してきました。頻度としてはおおよそ週に1〜2回程度でしたが、昨今の新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の影響により、1日4、5回以上にまで急増しています。皆さんも新型コロナウィルスの影響によりWEBを介した会議や研修を実施する頻度が非常に高くなっていると思われます。今回のコラムでは私たちがWEB

          急増するWEB会議・研修の満足度を高めるための段取り・運営のポイント

          「新しい社会での、新たな需要を創造する企業」が脚光を浴びる ~新型コロナウイルスで激変する経済社会で~

           緊急事態宣言が解除され、2次感染を恐れつつも、オフィスに出勤する人が多くなりました。それと同時に会社の経営状況も次第に管理職レベルまで共有されはじめました。1-3月の業績の急激な悪化とその後の見込みが立たない現状に、中小企業にかかわらず、トヨタはじめ大企業も資金調達を急いでいます。またキャッシュの流出を止める止血作業も始まっており、企業経営はサバイバルフェーズに入っています。  リーマンショックと比較しても企業の反応は遅い気がします。役員はじめ多くの管理職、スタッフは、自粛

          「新しい社会での、新たな需要を創造する企業」が脚光を浴びる ~新型コロナウイルスで激変する経済社会で~