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推しの投球を我流おハダケにする

我が推し、中日ドラゴンズ 岡野祐一郎投手。

1か月前に一軍登録を抹消されて、ファームでの3試合、複数失点が続いており、不調が見え隠れしています。1か月前は一軍でピシャリと抑えていただけに、何かを掴み直せば、きっと戻ってきてくれると信じています。

今月26日は、前回登板から10日ぶりのマウンドでしたが、2失点・イニング途中での交代となりました。心配の声もチラホラ。そりゃ、わたしも心配ですよ。でも、本人に聞かなきゃ、真なる理由は分からない。実は足が痛いのかもしれないし、本当は腕が痛いのかもしれないし、好きな人に彼女が居たのかもしれないし、騒音でよく眠れていないのかもしれない。

人間生きてれば、今は何したってダメだバカ野郎って、無双ビートたけし状態は誰だって経験あるはず。

でも、不調を静かに悟り理解して、遠くから復活を見守るような、アスリートの嫁気質じゃない訳ですよ、ワイ。なんなら、極近で本人よりジタバタして、それを見た本人が冷静になれる、何と言うか、どうもありがとうタイプなんですわ、ワイ。

なので、どうせジタバタするなら、推しにも推した岡野祐一郎投手(の投球)を丸裸にしようと思ったわけです。拙者、データアナリストでもなければ、球を扱う系スポーツが大の苦手分野さかい、我流おハダケくらいで我慢してください。

それでは、おかちゃん(急に)が8月26日の一軍登録抹消後、ファーム4試合で投じた100球を紐解いてみましょう。(アレクサ、中島みゆき地上の星流して)

まずは、ストライクゾーンを上・中・下と左・真ん中・右の9分割にします。左上から1~9とナンバリングしたとします。その外側にも、‐5~0・10~15とナンバリングしましょう。(下図の右側:黄色い蜂の巣みたいなヤツ)スポナビをご覧の皆さんには、お馴染みの画角のアレです。

食べかけの9粒トウモロコシで表現したストライクゾーンに、どの球種が投げ込まれ、どういう結果になったのかを一覧にしてみました。

ウサギは球筋盗みに備えています

Oh~~荘厳~。(ウサギではない)ストライクゾーンで勝負しているからなのか、想像以上にファウルが多い印象です。1イニングで平均7球はファウルになっています。なので、早いカウントで2ストライクに追い込めているんです。

決め球がないって言われればそうかもしれませんが、ホイホイ追い込めているのだから、バッターよ、オマエの命は預かったバリのドヤ顔で投げ込んでやれば良いのです。(んなわけ)

追い込んでいるんだから、そこで付け入る隙を与えるのは勿体ない。優しくて控えめなのは人間味があって素敵だけど、ひとたびマウンドに上がったら、世界を牛耳る悪の帝王と化してほしい。わたしの性根の腐った部分を少し分けてあげたい。

それはそうと、まずは、ここ最近で一番アカンかった9月15日の投球(4失点)を見てみましょう。今回は右打者にフォーカスしています。

右打者4人に被安打1本・ホームラン2本打たれてしまいました。ストレートの被打率が40%、カーブが30%。フォークは2球ともボール。

この日はスライダーが優秀。スライダー7球のうち4球がアウトコースいっぱいに決まってアウトが取れています。

ただ、気になるのはストレート配給の少なさ。1イニング18球で、ストレートはわずか5球(全体の28%)平均球速は139,8㎞。リリーフバージョン高出力おかちゃんカムバックプリーズ。

続いて、直近の9月26日の投球(2失点)がこちら。

右打者3人に対して、被安打ゼロ。フォークの被打率が17%、ストレートが10%。この日は、1イニング21球のうち、10球がストレート(全体の48%)でした。平均球速は143,3㎞。一時期の超高出力Verおかちゃん先生には及びませんが、前回から平均4㎞も球速が増しています。

今まで右打者は抑えていた印象がありましたが、9月12日2失点・9月15日4失点したときは、右打者に1イニング2本以上の安打を打たれました。

直近の26日は、右打者の外角いっぱいに決まる球が多く、ストレート中心の配給だったので、個人的には以前より良い感じなのでは?と、ソワソワしますが、ザワザワしていないわたしですが、どうでしょうか。

中日ドラゴンズは、今日と明日の筑後でのソフトバンク戦でファームの試合が終わります。WBCから野球沼に落ちたので、ドラゴンズを追いかけてまだ1年にも満ちていませんが、あっという間に1年が終わりそうです。

オフシーズンは、引退、戦力外、トレード……と、ザワザワが止まらないと聞くので、今から心して11月のキャンプインを待ちたいと思います。

今は、7月5日バンテリンドームでの中日‐巨人戦を見ながら、noteを書いています。この日は髙橋宏斗投手が、足に打球を受けて1回表で降板。岡野祐一郎投手が緊急登板で、ほぼ4イニングを1失点で試合を立て直してくれました。

仲良しな2人(9歳差のお友達だそうです)の思わぬ継投に、仕事終わり走って帰ってきたあの日を思い出します。夏の思い出をありがとう。

最後の最後で、良い感覚を掴んで、どうか来シーズンに繋げてほしい。頑張れ頑張れ。



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