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プロ野球だけが野球じゃない|都市対抗野球|甲子園予選

只今、スマホ2台で高校野球の大阪決勝と福島決勝、テレビで都市対抗野球準々決勝を観ながら、先週の都市対抗野球1回戦訪問記を書いています。

ザ・カオス

カキーーン、ウォーーー、ブラスバンドの音、聖光学院の校歌、ゴーゴー西濃、カキーーーン、ワァーーー。仕事よりもマルチタスク熟す日曜朝。

聖光学院は1回4得点で盤石そうです、大阪桐蔭もピッチャー森くんランナー出しながらもナイピです。「ピ」の予測変換で「ピッチャー岡野」がいの一番に出てくるあたり、機嫌の取り方を知っている我がパソコン、最高だぞ。


去年はテレビで見ていた都市対抗野球。GWに六大学野球リーグ戦を見たことで、岡野祐一郎さんの足跡を辿りたい欲が高まり、今年は東京ドームで都市対抗野球を観てきました。

7月20日、酷暑の東京はサウナに入っているかのようで、纏わりつく空気がとにかく暑い。東京ドームに着く頃には「等々力球場で野球されてきました?」並みの汗ダクダク。それは夏でした。

本当に申し訳ない限りなんですが、想像の10倍はお客さんがいました。それもそのはず、社会人野球最高峰の大会に、会社と地域を背負って出場するわけですから。それぞれの会社のユニフォームを纏って、応援グッズを身に着けた多くのお客さんの姿に、今まで知らなかった世界を目の当たりにした、そんな気持ちでした。

JR東日本東北 対 JR西日本。普段、日本国民の旅客と運輸を支えるJRの皆さんが、今日は東京ドームで真剣勝負。個人的には、仙台市のJR東日本東北に頑張ってほしいなぁ~と淡い応援を胸に、Suicaのペンギンが1塁側で躍る姿に興奮。(ペンギン可愛いかった)

都市対抗野球の応援が大好きなんです。大人になって本気で応援されて、本気で応援する、そんな機会そうそう無いと思うんです。

よく「プロ野球選手は個人事業主」と表現されます。派手な演出で登場し、打席では球団応援歌が背中を押す。活躍が名声と年俸に跳ね返り、羨望の眼差しが向けられ、夢を与える側の人間になる。それはそれは厳しいプロの世界、その舞台で永く活躍できるのは、ほんの一握り。華やかな世界に身を置いてからも、苦しみ悩んで、それでも腐らずひたむきに努力を続けている人たちがいる。その泥臭さを去年、初めて知りました。

社会人野球は、負けたら終わりの一発勝負。大人になると本気で応援することも、応援されることも少なくなります。選手の皆さんが社業を離れて、会社と地域の想いを背負って真剣勝負を楽しんでいる姿に、自分が思っている以上に元気を貰って帰ってきました。

ちなみに、東京ドームのスクリーンに映った選手紹介で、JR東日本東北の捕手 小鷹葵くんが同郷ということを知りました。応援するに決まってる、青山学院大学出身だし、全力応援マン振りに決まってる。

大西蓮くん、2打席連続ホームラン!履正社高校の時から有名な選手だったみたいで、いつか夢を叶えてプロの世界で活躍できるといいですね!担当スカウトは、岡野祐一郎さんでお願いします。

(昨日、JR東日本東北は準々決勝 三菱重工West戦も勝って、準決勝進出!現地観戦すると好きになる定期。)


これを書いている間に、聖光学院が学法石川に勝って甲子園福島代表になりました。岡野さんはスカウトに転身してから母校を訪れただろうか、彼の目に後輩はどう映っただろうか。今年も聖光学院のみんなが甲子園の切符を掴んだよ、岡野さん。

雪深い土地で生まれ育ったので、冬の東北がどれほど過酷か、そのハンデを背負いながら鍛錬を積む選手たちをどうしても応援したくなる。岡野さんの母校というバフはあるものの。今年の甲子園、ものすごく楽しみです。選手の皆さん、球団スカウトの皆さん、くれぐれも熱中症には気を付けて、素敵な夏になりますように。


昨日、都市対抗野球2回戦で勝利投手になった日本通運の和田悠佑投手。大好物のアンダースロー、見た瞬間ロックオンされて球歴を調べたところ、なんと岡野さんと聖光学院の同級生だったようです。

おかげさまで、昨日から社会人時代の岡野さん観たい欲爆上がりです。どうしてくれますか、責任取れますか。

岡野さん…カッコいいよ。今でも、岡野さんが一番カッコいい。じんわりとそんな気持ちになったと同時に、東芝の大きな声援を受けてマウンドに立つ岡野さんをリアルタイムで観たかったなぁ…と少しだけ寂しくなった。

何を見ても何を書いても、結局すべて岡野祐一郎さんに辿り着くんだけど、これまさか岡野祐一郎さんの袋小路説ない?(は?)残念ながら、東京ドームで遭遇することは出来ませんでしたけど、今日も明日も、元気に日本を飛び回っていますね、きっと。くれぐれも甲子園では熱中症に気を付けて、塩飴とか持ってr…(しつけぇ)

「プロ野球だけが野球じゃない」

今年の夏はプロ野球だけじゃなくて、社会人野球も高校野球も、たくさん応援して熱い夏にしたい。塩飴は持ってr……(閉口)


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