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体にたまる毒素

「アルツハイマー病」の3つの脅威「炎症」「栄養不足」「毒素」

脳は、それら3つの脅威にさらされると、それらの防御反応の一環としてアミロイドβを蓄積させて脳自体を守っています。

しかし、3つの脅威が強力で収まらない場合は、アミロイドβが過剰となり、そこから毒素が増えて脳が委縮します。

それが「アルツハイマー病」の大きな原因となることと、「炎症」を予防することを9月の記事でお伝えいたしました。
そして次に、「栄養不足」についてでした。

今日は、「毒素」についてお伝えしていきます。


●毒素はどこから来るの?

毒素はどこから来るの?

卵や小麦など、ある人にとっては有害なアレルギーを起こし、ある人には起こさないアレルギー物質とは違って、毒素はどんなに微量であってもすべての人々にとって有害です。

そんな有害な毒素に、日常的に侵されているとご存じでしょうか?では、どんなところに毒素があるのか見ていきましょう。

① 大気汚染

汚染物質や有害金属は、呼吸によって体内に入ってくる。

② 食べ物、飲み物

多くの野菜や果物、米も農薬がかけられて育っている。

また、肉類も、本来は体にとって有害なホルモン剤や抗生物質やステロイド剤が使われている。
加工食品には、着色料や添加物、保存料が多く使われている。
それらは、微量であっても体にとっては毒は毒です。

③ ワクチン

ワクチンのなかには、水銀、アルミニウム、ホルムアルデヒドなどの有害金属や毒素が含まれているものがある。

④ 微生物

体内にいるカンジタなどの酵母菌やほかの真菌、バクテリア、ウイルス、寄生虫などは、毒素を発生させる。
腸内の悪玉菌などが出すある程度の毒素は避けられないが、悪玉菌があまり増えすぎてはいけない。

⑤ 身体の機能

体内の臓器やほかの自然な働きによっても、好ましくない毒素の代謝物や老廃物が溜まる。

⑥ 経皮毒

毒素は肌からも吸収される。耐火性の素材に含まれるアンチモン(合金)やヒ素で防虫処理した木材などに触れるのも毒が体内に入り込むかもしれない。

⑦ 薬

●薬の毒について

薬の毒については、くわしく見ていきましょう。
そこで、【日本初「薬やめる科」の医師が教える 薬の9割はやめられる】の著者、松田医院和漢堂院長の松田 史彦先生が「ほとんどの薬はその場しのぎ…どころか毒?知らないと怖い「薬」の基礎知識」と題してYouTubeでお話をされていたのでポイントをまとめました。


「薬やめる科」の医師が教える 薬の9割はやめられる


「薬やめる科」養生訓

人間の体は巨大な化学工場

人間の体は驚くほど複雑な化学反応のプロセスが同時進行している巨大な化学工場です。
自動で、制御して工場を動かしています。

西洋の薬は化学物質です。
そしてなんとか拮抗薬とか阻害薬みたいに、化学反応の流れを止めたり、消したりする作用をするものが多いのです。

薬を飲むという行為は「化学工場の中に化学物質を入れるという行為」となり、体の自動制御システムに何かしら影響があるということです。

薬は効能と副作用を同時に持つ

その何かしらの影響が効能や副作用ということになります。
薬の効能や副作用というのは、これは結局、人間の都合で効能と副作用を分けたにすぎないわけで、いわゆる効能も副作用も同時に起こります。

そして、それらの反応には個人差があり、飲んでみないことには、どんな反応になるのか分からないというのが真実です。

薬は全身に作用する

胃薬とか、肝臓に効くと薬は処方されるわけですが、胃だけとか肝臓だけに効くという薬は基本的に存在しません。

薬を飲むと、胃や腸で吸収され、一旦肝臓を通って解毒されます。解毒効果を超えたものが血流にのって全身に運ばれるのです。

胃薬だったとしても、血流にのって筋肉や腎臓などにも運ばれてしまうのです。そして、全身の細胞は素直にそれに反応するのです。

ほとんどの薬はその場しのぎ

ほとんどの薬は、その場しのぎです。
痛みを抑えたり、検査の結果の数値を良くしたり、結果を取り繕うもので、その根本原因を治す薬はほとんどありません。

ドクターズルール425

現代西洋医学の源流とされるヒポクラテスの時代のものから最近の臨床疫学的事実に基づいたものまで、米国のクリフトン・K・ミーダー医学博士がつづった医療現場の425の格言ないし規則が挙げられている小冊子。


ドクターズルール425

医師のバイブルと言われている本の中には、こう書かれてあります。

●4種類以上の薬を飲んでいる、患者についての比較対象試験はこれまでに行われた事はなく、3種類の薬を飲んでいる患者の試験もほんの僅かしか行われていない。4種類以上の薬を飲んでいる患者は医学の知識を超えた領域にいるのである。」

つまり投薬の数が増えるほど副作用が起こる確率は指数関数的に高くなっていくのです。

●毒素をデトックスさせるには?

① 口から入れるものに気を付ける。
オーガニックに育てられた野菜、穀物、果物、健康な食肉を食べ、加工食品を避ける。
  
デトックスを促進する食品をたっぷり摂る。
例えば、アブラナ科の野菜(カリフラワー、ブロッコリー、キャベツ、ケール、クレソン、チンゲン菜など)、アボカド、にんにく、ショウガ、グレープフルーツ、レモン、オリーブオイル、海藻など。

② キレート作用がある栄養素を補給する。
キレート作用は、体内に溜まった有害物質を捕まえて排出するデトックス作用の1種です。
キレート作用を持つ栄養素には、ビタミンC、亜鉛、セレン、クエン酸、グルコン酸、硫黄などがあり、硫黄を含む物質として、メチオニン、システイン、シスチン、オルニチン、α-リポ酸、グルタチオンがあります。

(ビタミンC、亜鉛、セレンはニュートラヴァイタに、シスチン、αーリポ酸はニュートラBK9に配合されおり、ヴァイタとBK9を摂ると体内でグルタチオンが産生されます)

③ シャンプー、石鹸、歯磨き粉などにも注意

④ 便秘を改善し、尿をしっかり出す。

⑤ 薬の摂取に気を付ける。減薬できないか検討してみる。

⑥ お風呂でしっかり汗をかく。おすすめは、入浴剤として、エプソムソルトの使用です。
エプソムソルトは、海水に多く含まれる硫酸マグネシウムで、血行がよくなったり発汗作用が促されたりする効果や、塩素を中和する効果があります。Amazonで売られています。

2023年の毒素をしっかり出し切って、これからの成功・成長が芽吹き、力溢れる年になるといわれている「甲辰」の2024年を迎えましょう。


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