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なんとなく不調の原因を知ろう!!

私たちの健康は、単に疾患の有無だけで評価されるものではありません。
体がスムーズに機能しない、不調を感じることがありますね。
特に梅雨の頃から、疾患はないが、「なんとなく不調」を訴える方が多くなります。
このような状態を理解するには、漢方医学の五臓の働きと、「」「」「」の作用を理解するのが分かりやすいと思います。

漢方医学は、古代中国から伝わる伝統的な医療システムであり、自然の法則に基づいた病気の診断と治療法を提供しています。


その中心となる重要な物差しが「五臓」

五臓は人体の働きや機能を5つに分類したもので、「肝・心・脾・肺・腎」という5つに分けています。
それぞれがお互いを助けたり、抑制したりしながらバランスを保っています。
そのバランスが崩れると、不調を感じ、大きくバランスが崩れることで病気になってしまいます。

私たちの健康は、単純な二分法ではないのです。
健康、不調、疾患は繊細なバランスによって形成されているのです。
漢方医学の視点を取り入れることで、より良い健康状態を実現できるかもしれません。

そこで、今回は簡単に体質チェックをご用意しました。

漢方医学と栄養療法

実は、漢方医学とニュートラジェンが推進している「栄養療法」はとても相性が良いのです。
漢方を十分に効かせるには栄養状態も同時に改善する必要があります。
漢方で症状をとりのぞいても、栄養状態が改善しないと完全な治癒は望めませんし、薬をやめると再燃します。
一方、栄養療法だけでは症状の改善に時間がかかります。

体の中の「」「」「」や「五臓」の状態を整えて症状を緩和していく漢方と、体を分子レベルで変化させていく栄養を上手に組み合わせることで、上質な健康を手に入れたいですよね。

それでは、チェックしてみましょう!!

チェックの数が多かったのが、あなたのタイプ!!

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□ 目の疲れ、視力低下
□ めまいが起こりやすい
□ 生理不順や生理痛
□ 夜中によく目が覚める
□ 肩こりがつらい
□ 足がつりやすい
□ イライラして怒りっぽい
□ 爪が割れやすい

チェックの数    個
   ↓

【肝タイプ 】


●肝の働き
肝は「血」を貯蔵し、「気」 の流れを調節する働きをします。
肝が正常に機能して いると、気持ちもスムーズに全身をめぐり、情緒が安定 します。
他には、消化吸収 を助けて、筋、関節を支え る働きもあります。

●肝が弱ったら
肝のトラブルで代謝機能が衰え、脂肪もためこみ太りがちです。
シミができやすく、目の疲れて充血しやすくなります。

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□ のぼせやすい
□ 動悸、息切れがする
□ 不整脈がある
□ よく眠れず、夢を見る
□ 不安になりやすい
□ 舌のただれ、舌炎
□ 汗っかきなほうだ
□ 血圧が高い

チェックの数    個
   ↓

【心タイプ 】


●心の働き
心は精神、意識をコント ロールする働きがあります。
また、血液を全身に送るポ ンプの役割をします。
心に異常が起きると、「気」「血」のめぐりが滞り、動悸や焦りなどを生じます。

●心が弱ったら
心のトラブルでの代謝が悪くなり、血圧も不安定になりがちです。
気力がなくなり、汗をかきやすくなります。

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□ ロ内炎ができやすい
□ 胃腸が弱い
□ 食欲不振
□ 胃がチャポチャポする
□ 軟便、下痢気味
□ 思い悩みやすい
□ 気力がなく体がだるい
□ むくみやすい

チェックの数    個
   ↓

【脾タイプ 】


●脾の働き
食べ物の消化吸収を管理しているのが脾です。
脾は、吸収した栄養物質から「気」「血」「水」をつくり、全身に供給 します。
作り出した「血」を血管内におさめ、血管から漏れないようにコントロールする働きもします。
ほかにも、内臓をあるべき位置から落ちないようにとどめる働きがあります。

●脾が弱ったら
脾のトラブルで胃腸に負担がかかり、口のまわりが荒れやすくなります。
消化吸収が悪く、いつも胃がもたれがちです。
内臓下垂だけでなく、シワ・タルミの原因となります。

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□ 風邪をひきやすい
□ 咳やたんが出る
□ のどが腫れやすい
□ 鼻が詰まる
□ アレルギーがある
□ 皮膚が弱い
□ 便秘ぎみ
□ 肌がカサつく

チェックの数    個
   ↓

【肺タイプ 】


●肺の働き
肺は呼吸によって新鮮な空気を体内に取り入れ、体内の汚れた「気」を外に排出します。
また、肺は体内の水分代謝を助ける働きもあります。
肺の働きが正常なときは、肌に潤いがありますが、肺が弱まると皮膚は乾燥し、抵抗力が落ちて風邪を引きやすくなります。

●肺が弱ったら
肺のトラブルでバリア機能が低下し、アレルギーやアトピーをおこしやすくなります。
肌あれや湿疹もあらわれがちです。

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□ 足腰がだるい
□ 腰痛がある
□ 耳鳴り、めまいがする
□ 精力減退引き
□ 頻尿ぎみ
□ 抜け毛や、細毛がある
□ 骨がもろい
□ いくら寝ても眠い

チェックの数    個
   ↓

【腎タイプ 】


●腎の働き
腎は生命活動のもととなる精気を蓄え、生長、発育、生殖をコントロールする働き します。
「水」をコントロールするのも腎で、不要になった水液を膀胱に送って大概に排出させ、必要な水液は再分配します。
ほかに肺の呼吸を補佐したり、骨を作り骨格を丈夫にする働きもあります。

●腎が弱ったら
心のトラブルでの代謝が悪くなり、血圧も不安定になりがちです。
気力がなくなり、汗をかきやすくなります。


五臓は、バラバラではなく、密接に関係してバランスをとっています。
バランスが崩れると、下記の様な症状が現れます。
症状から、弱っている臓をみつけることもできます。

タイプ別のなりやすい病気

タイプ別のなりやすい病気


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