書きたいから、書く #わたしの執筆スタンス
「書く」ということ。それは、あまりにも昔から私の傍にあった。ノートの切れ端、原稿用紙。画用紙。書ければ何でも良かった。勉強は好きではなかったが、文章を書くことだけは純粋に好きだった。
小学生の頃、作文が大好きな校長先生がいた。その先生は、全校生徒の日記を毎日読んでいた。そして、必ずお返事を書いてくれた。お返事の横にはいつも可愛いシールが貼ってあった。私はそれが楽しみで、毎日一生懸命日記を書いた。日々の生活はあまり優しいものではなかったが、その時間は心が休まった。校長先生は、