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もう一度、いや何回でも行きたいあの場所

 静岡県で有名なものといえば何を思い浮かべるだろうか?
 お茶の名産地?その通り。全国シェアは約36%であり全国一位。名実ともに静岡=お茶といってもいいだろう。

 富士山?それもその通り。静岡県は東の方へ行けば富士山のビュースポットがたくさんある。山梨とかぶっちゃってるけど

 かくいう自分も人から「静岡ってなにがあるんだっけ?」と聞かれたら上記2つをいうかもしれない。人によっては焼津で食べる魚介類が美味い!とか熱海や伊豆を挙げる人もいるだろう。

しかし自分はあえてこう答える。「掛川花鳥園です」と。

鳥と植物の国

 掛川花鳥園は静岡県掛川市にあり、掛川駅から徒歩15分ほどで行くことができる、約100種類600羽の珍しい鳥たちと触れ合うことができる全天候型テーマパークである。
 珍しい鳥…すなわち「まったく動かない鳥」として有名なハシビロコウ、スラリと伸びたおみ足とまつ毛が美しいヘビクイワシなどがいる。
 「犬と猫どっちが好き?」という質問がよくあるが、その中に鳥もいれてほしい!と思うくらいには鳥が好きな自分にとって、掛川花鳥園はまさに鳥たちの楽園といってもいいだろう。

ハシビロコウ
10分ほどずーっと見てたけどほんとに動かなかった

 そんな鳥たちの楽園である掛川花鳥園に、今年の4月に行ってきた。
 ここはまさに、鳥たちにとっては楽園であり、鳥好きにとっては天国のような場所だった。あんまりにも可愛いもんだから、自分の飯代より鳥たちにご飯をあげまくった。いっぱい食べていっぱい大きくなるんだよ!

富士山の雪なみに真っ白な孔雀もいた

 今現在、自分の中で大ハマリしているカモたちであったり、自分の鳥好きのきっかけとなったオニオオハシに、この手でご飯をあげられる喜び。誇張なしにこの場にずっといたいと思った。

カモたちでいっぱい!!
くちばしが特徴的なオニオオハシ
かごの中にいて触れ合えないか~と思ったら普通にいた

 とくにヘビクイワシを生でこの目で見れたこと、そのショーを見れたこと、この感動は自分の貧弱な語彙では表現しきれない。知識として、写真として見たことあるあの鳥が、あんなにも美しい鳥とは知らなかった。まつ毛ながくて足が長いとか本当にモデルそのもの!

ヘビクイワシ。もちろん本物。
自分の中で一番美しい鳥。

 感覚が麻痺してしまいそうになるが、日常生活において鳥カフェなどに行かない限り、こんな至近距離で鳥と触れ合える機会はめったにない。カラスやスズメに近づこうものなら、すぐに逃げてしまうのが当たり前。改めてこの空間はいい意味で普通ではないのだ。

こんなに近くてもこちらからのお触りは厳禁!

 また、ここは掛川「花」鳥園、ということで実に色鮮やかな植物たちも見ることができる。7月になればオオオニバスに乗れるイベントがあるみたいだ。どうですこの美しさ!「美しいのは鳥だけじゃないぜ!!」と植物たちの声が聞こえてきそう。


 静岡へ行かれた際には、ぜひ掛川花鳥園へ行って様々な鳥たちや植物たちを見て癒やされてほしい。
 以上、わたしの忘れられない旅でした!

#忘れられない旅


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