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【run!】ロシアで生きるとは2【NEET, run!】#007

■VS信号機

※標識にはストップと書いてある。

日本では道路交通法上歩行者が守られており、どちらかというと横断歩道はでかい顔をして歩くことが多いのではなかろうか。
特に渋谷あたりの交差点の横断歩道で往生する車を見たときは、優越感が強すぎて死ぬのではないかというほどの優越感を感じる。

しかしこの地では車が強いのだ。
横断歩道を渡っているときにエンジンをふかしている車すらいる。
(お前はビン・ディーゼルじゃない)(お前はマリオカートをやっているのか)(お前は豆腐を届けているのか)という思いが交錯する。
しかし頼みの綱である信号機も歩行者には冷たい。
チカチカを十分にせずして(チカチカではなくチカ)すぐに赤になるのだ。
ドムのパチモンに殺されないためにはこちらは卑屈になりながら青になった瞬間対岸に向けてダッシュをする。
でかい顔をして渋谷の横断歩道を渡っていた在りし日の面影はない。

■VSゴミ箱

ゴミ箱が燃えているのを見かけることがよくある。

■VSDOG

狂犬病にならないために、洗浄国である日本とオーストラリア以外では狂犬病対策の予防接種を打つ。
ただ、実際に野犬と対峙したときに思うのは完食されたらどうしようということだ。

■VS手作り感あふれる公園

ロシアでは公園であろうと気を抜くことは出来ない。

ただし石の部分がカラフルなのでインスタ映えすること請け合いである。

■VSサーカス

「本気になれば何でもできる」と松岡修造は言っていた。トラやライオンが本気になればこの柵は簡単に壊れるだろう。

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