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劇場版AIRについて寄稿した文章のサンプルが公開されました #出崎統


 1ページだけサンプルが公開です。1万文字程度の文章なので、全体はもっともっと深い論考になっています。
 国崎往人がこだわった「家族」とか「本気」とかについて、そして観鈴ちんとの交流による心の変化など、フィルムと向かい合って考察しました。


 編集長に


これまで『劇場版 AIR』について書かれたテキストの中で間違いなく最良のものの一つです。



 と言われて、僕はとても調子に乗っている!

 僕の文章は最良!

 なお、この本が売れてほしいので、この寄稿文の元ネタになった記事は、現在閲覧制限をかけています。しかし、元の記事よりもさらにフィルムや書籍から証拠を集め、論考を深めて格段にアップグレードしています!なので、本を買ったほうがいい!


 劇場版AIRの終盤で主人公の国崎往人がヒロインの神尾観鈴に「2番目」と言われた事が映画のドラマとしてどのように意味があるのか? 劇場版本編やゲーム、京都アニメーション版のTVシリーズとも見比べ、参考文献なども調べて探偵的に推理した文章です。
 ラブストーリー映画なのに、ヒロインから恋人の男性が「2番目」と言われたことは定石から外れています。それの意味とは? 家族の因縁とは? 観鈴による往人の心の救済とは? 徹底解説しました。
 そして、単に推理しただけでなく、それで観鈴ちんと往人の心の動きがどうなっていたのかを炙り出し、読んだ人をさらに劇場版AIRで感動させて泣かせる文章になったと自負しています。
 実際、編集長のhighlandさんにも褒められて、最良のものと言われています!



 まあ、本の売れ行きに関係なく、僕には追加報酬はないんですけど。掲載される同人誌の「東映版KEYのキセキ」は編集長のhighlandさんが頑張って250Pを超えるボリュームの同人誌になっていて、他にも色々と個性的な論考が載っているので、鍵っ子の人には是非手に入れてもらいたい。


 今更鍵の同人誌を出すのはどうか?というのはあるんですが、Keyの軌跡という本が昨年出版されたので、そこで言及が少ない東映版について語ろう! という企画なのです。


Key作品を原作に東映アニメーションが制作した東映版『Kanon』『劇場版 AIR』『劇場版 CLANNAD』三作について、様々な書き手に寄稿していただく合同評論同人誌です。見過ごされがちなこれら三作について今一度振り返って再考することを目的としています。

論考・レビュー18記事、作品のトリビュートイラスト15点(うち10点フルカラー)に加えて、作品のファン5人による座談会前後編を収録。タツノコッソさんの『劇場版 AIR』についてのイラストエッセイも掲載しています。
A5判、250ページ以上の大ボリュームです。

発送予定は12月中旬を予定しています。
完全受注生産で、11月末まで予約受付します。



 エアコミケ合わせの配送で予約は今月末まで。あと4日ですが、振るってご購入を検討していただきたい!

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