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コネクトデビュー

 「ダンボール」を結成して「DMC」のダンスコンテスト出場も終え、新宿新南口での練習といった日常を送るなか、とある人物が練習してワイワイやってる僕らのもとにツカツカと歩いてくる。
 そして、「イベントに出ませんか?」という何とも単刀直入なオファーをしてきたのが、「DJ WAKAさん」だったのですねぇ。
 オファーの声掛けをしてくれた時、「僕もブレイクダンスやってたんですよ」といった会話を交わしたのが、何故か自分のなかでやたらと鮮明に記憶に残ってたりです。(笑)

 当時、WAKAさんは「コネクト(CONNECT)」というイベントをオーガナイズしており、場所は六本木R?Hallで確か第1日曜だったかなと。
 次の日学校で終電前の出番にしてもらい、ショウケース終えてダッシュで地下鉄に乗り込んだ記憶はハッキリ覚えてるので、日曜ってことは確実にあってるはずだ。(笑)
 他にイベント出場してたメンツも、前半はうちらみたいな駆け出しチームがエントリーしたり、でもって後半につれて名の知れたダンサーたちが出場したりと、いい意味で敷居が低く幅広いメンツで構成されてたイベントでした。
 当時「2STEP道場」として活動していた、「ケンタロウくん」(うちらのクルーメンバーじゃない)なんかと知り合ったのも、確かこのイベントからだったかと。
 そんなコネクトデビュー、ショウケースはDMCに出場した際の「妖怪人間ベム」を笑いネタにしたやつを披露したんですが、そこそこのウケだったのかなと。

 たまたま、RSCジャパンの「GORIさん」と、当時Gクラッシュとして活動してた「KO-TA」さんが遊びに来ていて、GORIさんがうちらに盛り上げヤジみたいなのを飛ばしてくれたり、KO-TAさんが妖怪人間ネタを気に入って話しかけてくれたりと、自分のなかでも色々広がってきた&動き出してきたなぁという感じがして、興奮しながら帰宅したのも何とも懐かしいです。

 ここから、コネクトにもタイミングあれば何度か出場したり、そして新宿Hi-Timeでやっていた、「ミラクルズ」というイベントに出場したり、ダンボールとしての活動が諸々動きだしたりの95年。
 こうして綴っては記憶のチェックをしつつ、また次回もマイペースに綴ってみたいと思います。

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