【13】あなたもいつかオバチャンなるのよ【デレステ】
オバチャンアイドル奮闘記
大分前にクリアしていた、川島水樹メインストーリーのレビューなどをしてみようと、改めてもう一度、ストーリーを丁寧に追っていくことにしました。
簡潔にまとめると、今回の物語は、
「若手によるオバチャン叩きからの和解」
です!!
……
…………
いやもうさぁ……。
川島さんが運営に何をしたって言うのさ……。
まりこさまだって中澤裕子嬢だって、年食ってアイドルやってた時代にここまで叩かれてなかったわよ!!
そんなわけで物語を最初からプレイバックなう!
はじまりは気だるいアラサー女子トーク
左から、28、28、26。
「私がプレイしているのはアイドルゲームだったはず……」
と、自らの記憶に疑問を覚えるレベルで、しばらくアラサーによる女子トークが繰り広げられます。
主に議題は、
「この年でアイドル、売れなきゃ崖っぷちで後がない」
シビアな!
ネタ!!!
この辺のストーリーを追っていると、ホントに
「里心つくから実家に顔は出せない」
「私なんかがセンターで舞台にたっていいのかな……」
「○○はかっこよくてズルい! 結局私はロックできない(意訳)!」
等々、甘いこと言ってる10代後半から20代前半のアイドルたちの悩みとかどーーーでもよくなってきますから。とるにたらないとか思いますから。
「親バレが怖い……高齢だし……警察やめたっていってないし……」
とか言ってた早苗さんを思い出せ!
川島さんは語る。女子アナ時代は、脇に回ってばかりで主役にはなれなかった。だからこそ、自ら輝けるアイドルになろうと決めたのだと。
しかし、年齢的に、ここでダメなら後がない、という自覚もある……。
ここで「同じ異業種転職組として身に積まされるわ……」とぼやく女が一人いるのですが、わかりますね、早苗さんです。
てか!!同じ異業種ってそこくくっちゃう!? くくっちゃう!?
おまえらだって年取るんだからな
桃華と幸子という、プライドの権化のような10代コンビがサブにつくという苦行!
しっかりしてるからですまされる問題じゃないですよ。単にストレスじゃないか。
事実、このシーンで起こるイベントは、
「10代が自らの若さをアピールし、川島さんがそれに対抗してイタイ発言をする」
です。いや、大人として流したとも言えるのか……。
これはアイドルだけでなく、全女子に言えることなのですが、確かに若いってスバラスィことなんですな。
フェミニズムが叫ばれる世の中でこの発言はいかがなものかとも思いますが、20代前半くらいまでは、「仕事など、何かできたら誉められる」「できなかったらしょうがないなぁですまされる」ことが多いんですわ。特に、直属でない上司のおじさまや、直属よりやや上のおじさま方にその傾向が強い。
「そんなことなかった!!」
という方々も、思い出していただきたい。
女性だから、で得したことや免除されたことが、人生で一度もなかったと言いきれるだろうか。
ちなみに私はたくさんおいしいものを食べさせてもらいました。
だがしかし、その境遇をこれ幸いと受け入れて、若さ、無邪気さ、元気、ノリだけを装備して、いざアラサーというダンジョンに足を踏み入れてご覧なさい。
「無邪気さ」という武器は、それを自分より上手に扱えるプレイヤーの出現で手持ちぶさたに。
「元気」「ノリ」は気づけば刃こぼれしていてイマイチ切れ味を失っている。
そして「若さ」は、「あれ? どこいった?」と、回数を重ねて使用すると消え失せるアイテムのごとく、静かに、そしてゆっくりとその姿を消しているのです。
幸子おまえ、もうすぐ「カワイイボクがいるだけでみんな幸せ!!」なんてキャラじゃステージ立てなくなるんだからな!
そして川島さんの反撃
話が大幅にそれました。
ライブ本番、ステージに登場した川島さんを見て、観客の皆様は……
この反応である。
つらたん。
しかしそこは川島瑞樹。
持ち前の自虐ネタとトーク術で、会場の笑いをかっさらってゆくのだ……!!
最後はきっちり歌まで聞かせて、観客たちを華麗に手のひらクルリさせ、みじゅき推しに早変わりさせるというデキアイドルっぷり。
後輩たちはこんな感じに
大困惑。
かたや、アラサー女子会組は
この余裕。
しかし、芸風って。
芸人ちゃいますが。
加齢は常に一方通行、若い女子たちに年齢で勝つことはできません。
しかし、川島瑞樹には、若手じゃ出せないものがある!
それって、我らアラサー女子の、今後の仕事の姿勢にもつながるのではなかろうか!!
ですよね!
ね!?
サポートをご検討いただきありがとうございます! 主に息子のミルク代になります……笑。