もっと楽々コピペで立案！非効果的健康管理：慢性肝炎（B型肝炎・C型肝炎）の看護計画

非効果的健康管理：慢性肝炎（B型肝炎・C型肝炎）の看護計画

＜定義＞
非効果的健康管理とは、疾患によって医療処置・症状の管理・身体機能の維持などを必要とする患者やその家族が必要な処置やケアを行う事が困難あるいは不十分であり、望む生活ができない状態を言う。

＜「非効果的健康維持」と「非効的健康管理」の使い方の違い＞
「非効果的健康維持」は喫煙、運動不足や過食・偏食などの不健康な生活習慣を変えたいと願っている個人に用いられ、発病を予防するための1次予防の場合に使用する。
「非効的健康管理」は疾患や健康管理に関する教育が必要な患者に使用する。

看護計画

疾患：
既往歴：
治療内容：

目標
自己管理に必要な知識や技術を習得できる
問題点に気づき対処できる
必要な支援を受けられる

O-P
1.肝炎の原因（Ｂ型肝炎ウイルス、Ｃ型肝炎ウイルス、D型肝炎ウイルス、自己免疫性肝炎）
2.病因
-病歴、家族歴
-輸血・血液製剤使用歴
-血液透析の有無
-鍼治療歴
-刺青の有無
-薬物濫用
3.ADL・IADL
4.認知力、理解力
5.検査データ
-血液検査（肝機能）：AST、ALT、LDH、γ-GTP、ALP、TB、ChE、WBC、血小板、PT、HPT、NH3
-血液検査（栄養）：TP、AIb、TC、Hb
-血液検査（ウイルス）：HBe抗原、HBs抗原、HBV DNA、HCV抗体
-腹部超音波エコー
-フィブロスキャン
-肝生検
6.バイタルサイン
7.肝炎の自覚症状の有無、程度
-無症状
-肝炎の急性増悪症状
・右季肋部痛
・全身倦怠感
・疲労感
・食欲不振
・腹痛
・悪心、嘔吐
・褐色尿
・黄疸
8.食事摂取量、食事内容
9.体重、体重の変化
10.排便状況
11.活動量
12.睡眠状況
13.治療内容、副作用の有無
-抗ウイルス薬
-抗ウイルス薬の副作用の有無
・鼻咽頭炎
・頭痛
・食欲不振、悪心
・口内炎
・貧血
・皮疹、皮膚掻痒感
・貧血
・全身倦怠感
・末梢性浮腫
・肝機能障害
-インターフェロン製剤
-インターフェロン製剤の副作用の有無
・インフルエンザ様症状（発熱、悪寒、全身倦怠感、頭痛、関節痛など）
・血球減少
・精神症状（不眠、イライラ、うつなど）
・自己免疫減少
・間質性肺炎　など
14.服薬状況
15.服薬管理状況
16.疾患について誰にどの様に説明されているか
17.疾患、治療に対する受け止め方
18.疾患についての理解
19.治療についての理解
20.増悪因子についての理解（飲酒、肝脂肪化、肥満）
21.不安に思っていること
22.ストレスの有無、対処方法
23.セルフマネジメントの内容
-セルフマネジメントに対する理解度
-患者が行っている行動が正しいか
24.生活状況
-1日の過ごし方
-食生活（回数など）
-喫煙や飲酒の有無
-運動量、運動習慣
-自宅・地域の環境
-職業
-経済状況
25.家族のサポートの有無、状況
26.家族の知識、理解
27.ソーシャルサポート（社会的支援）の活用状況
-情緒的サポート：共感や愛情の提供
-道具的サポート：形のある物やサービスの提供
-情報的サポート：問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート：肯定的な評価の提供

T-P
1.患者の思いに寄り添い、尊重した態度で接する
2.患者の思い、不安に思っている事を傾聴する
3.患者の発言、表情や行動で気になった事は理由を確認する
4.栄養指導が受けられる様に調整する
5.急性肝炎の症状に対して以下のケアを行う
-倦怠感や疲労感が強い場合は安静を促す
-倦怠感や疲労感に応じて必要な動作を介助する
・できる事は自身で行う様に声掛けする
・できない事は介助する
-食欲不振、悪心や嘔吐がある場合は食べやすい食事形態へと変更する
※コピペでかんたん立案！安楽障害：悪心･嘔吐の看護計画を参照