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もっと楽々コピペで立案!非効果的健康管理:洞不全症候群(続発性または症候群性洞不全)の看護計画


非効果的健康管理:洞不全症候群(続発性または症候群性洞不全)の看護計画

<定義>
非効果的健康管理とは、疾患によって医療処置・症状の管理・身体機能の維持などを必要とする患者やその家族が必要な処置やケアを行う事が困難あるいは不十分であり、望む生活ができない状態を言う。

<「非効果的健康維持」と「非効的健康管理」の使い方の違い>
「非効果的健康維持」は喫煙、運動不足や過食・偏食などの不健康な生活習慣を変えたいと願っている個人に用いられ、発病を予防するための1次予防の場合に使用する。
「非効的健康管理」は疾患や健康管理に関する教育が必要な患者に使用する。

<洞不全症候群のタイプ>
洞不全症候群:洞房結節の機能低下や生理的な反応による洞性徐脈
続発性(二次性)または症候性洞機能不全:心疾患、膠原病や薬剤などの原因がわかっている洞性徐脈

洞不全症候群Ⅰ型(洞性徐脈):心拍数が50拍/分以下の持続性の徐脈
洞不全症候群Ⅱ型(洞房ブロック):洞結節の出口で信号がブロックされて起こる洞結節から心房間のブロック
洞不全症候群Ⅲ型(徐脈頻脈症候群):上室性の頻脈が停止した後に著しい洞性徐脈が起こる

看護計画

疾患:
既往歴:
治療内容:

目標
洞不全症候群を予防するための知識を得る事ができる
洞不全症候群に対する予防行動を取る事ができる
問題点に気づき対処できる
必要な支援を受けられる

O-P
1.洞不全症候群の原因、誘因の有無
-特発性(原因不明)
-加齢
-虚血性心疾患
-高血圧性心疾患
-心筋炎
-心筋症
-甲状腺機能低下症
-電解質異常
-薬剤(β遮断薬、ジギタリス製剤)
2.検査データ
-12誘導心電図
-ホルター心電図
-トレッドミル負荷試験
-胸部レントゲン
-心エコー
-血液検査:基礎疾患や心不全に関するもの
3.バイタルサイン
4.意識レベル
5.認知力、理解力
6.ADL・IADL
7.洞不全症候群の頻度
8.洞不全症候群の持続時間
9.洞不全症候群の症状の有無、程度
-アダムス-ストークス症候群(脳虚血症状)
・呼吸困難
・めまい
・全身の痙攣
・失神
-心拍出量の低下に関連する症状
・労作時の息切れ
・易疲労感
・血圧低下
・頻脈
・呼吸困難
・乏尿
・浮腫
・狭心痛
・不安感
10.食事摂取量、食事内容
11.水分摂取量
12.水分出納バランス
-IN(経口摂取量、輸液量、胃ろうなど)
-OUT(尿量、ドレーン類からの排液量)
13.排尿状況
14.排便状況
15.安静度
16.活動量
17.睡眠状況
18.治療内容
-アップストリーム療法(原因の除去、生活習慣の見直しや基礎疾患の治療)
-ペーシング治療
19.疾患について誰にどの様に説明されているか
20.疾患、治療に対する受け止め方
21.疾患についての理解
22.治療についての理解
23.不安に思っていること
24.ストレスの有無、対処方法
25.セルフマネジメントの内容
-セルフマネジメントに対する理解度
-患者が行っている行動が正しいか
26.生活状況
-1日の過ごし方
-食生活(回数など)
-喫煙、飲酒の有無
-運動量、運動習慣
-自宅・地域の環境
-職業
-経済状況
27.家族のサポートの有無、状況
28.家族の知識、理解
29.家族の不安
30.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-情緒的サポート:共感や愛情の提供
-道具的サポート:形のある物やサービスの提供
-情報的サポート:問題の解決に必要なアドバイスや情報の提供
-評価的サポート:肯定的な評価の提供

T-P
1.安楽に過ごせる様に環境整備する
2.転倒した時、外傷が最小限となる様に環境整備する
コピペでかんたん立案!身体損傷リスク状態:転倒転落の看護計画を参照する

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