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もっと楽々コピペで立案!非効果的健康管理:気管切開/人工呼吸器管理(小児)の看護計画

非効果的健康管理:気管切開/人工呼吸器管理(小児)の看護計画

<定義>
非効果的健康管理とは、疾患によって医療処置・症状の管理・身体機能の維持などを必要とする患者やその家族が必要な処置やケアを行う事が困難あるいは不十分であり、望む生活ができない状態を言う。

<「非効果的健康維持」と「非効的健康管理」の使い方の違い>
「非効果的健康維持」は喫煙、運動不足や過食・偏食などの不健康な生活習慣を変えたいと願っている個人に用いられ、発病を予防するための1次予防の場合に使用する。
「非効的健康管理」は疾患や健康管理に関する教育が必要な患者に使用する。

看護計画

疾患:
既往歴:
治療内容:

目標
患児や家族が管理に必要な知識や技術を習得できる
患児や家族が管理上の問題点に気づいて対処できる

O-P
1.疾患、治療内容、合併症の有無
2.既往歴
3.疾患や治療がADL・IADLに及ぼす影響
4.検査データ(胸部レントゲン、WBC、CRP、血液ガス)
5.患児の認知力、理解力
6.コミュニケーション方法(スピーチカニューレ、筆談、文字盤など)
7.呼吸状態 (呼吸数、 SpO2、胸郭の動き、呼吸器との同調、努力呼吸の有無など)
8.腹部状態 (腹部膨満や排便の有無など)
9.気管や気管カニューレの状況、管理状況
-痰の量、性状、喀出状況
-吸引の方法、加湿の状態、管理の有無
-カニューレの管理方法(交換方法、交換のタイミング、入浴時の管理など)
-気管口周囲の皮膚状態
10.人工呼吸器の設定、管理状況
-設定通の確認方法
-作動の確認方法
-リークの確認方法
-アラーム時の対処方法
11.患児・家族の理解度、ケアの状況
-気管カニューレや人工呼吸器についての知識、理解
-気管カニューレや人工呼吸器を扱う手技が正しいか
-気管カニューレトラブル、人工呼吸器トラブル、皮膚トラブルに対する対処方法
12.疾患や障害について誰にどの様に説明されているか
13.患児・家族の疾患や治療に対する受け止め方
14.患児・家族が不安に思っていること
15.生活状況
-1日の過ごし方
-自宅・地域の環境
-通学状況
16.入院中の学習状況
17.家族のサポートの有無、支援状況
-養育者の年齢、 認知力、理解力
-家族構成、年齢、キーパーソン
-家族の健康状態
-患児の疾患が家族に及ぼす影響
-家族の判断能力、対応能力
-家庭の経済状況
18.トラブル出現時の対応能力 (呼吸状態悪化、SpO2低下、気管口からの出血など)
19.ソーシャルサポート(社会的支援)の活用状況
-移動手段
-支援体制(保育園や学校などの受け入れ、特別支援学級の活用など)
-学習時間の調整
-制度の利用の有無
-通院先
-緊急時の受診先

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