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03.西谷和紗_ナーシング有松校・児童指導員

■西谷和紗
▶経歴
・2023年4月 入社
▶趣味
休日はお気に入りの一眼レフカメラを手に、地元大阪や京都・奈良の景色を記録に残している。また、夫とFPSのゲームを楽しむ一面も。

▶教育実習で感じた違和感。「特性を抱えた子どもの光でありたい」


私は今年の4月に新卒入社をし、まもなく3ヶ月を迎えます。入社当時は何をしていいのかも分からず毎日がバタバタでしたが、最近では療育や環境、仕事の進め方について「もっとこうした方が良いんじゃないかな」が見えてきました。
それを少しずつ実行して、形になってきているので、毎日がとても充実しています。

大学は教育学部だったので、元々教員を志していました。ただ、教育実習での女の子との出会いが私の人生を変えました。
ある日、その子が急に道路に飛び出すことがあり、私は驚いて女の子を停めましたが、女の子は落ち着きません。しばらく抱きしめながら声をかけていたのですが、周りをみると誰も動いていませんでした。
先生に相談したところ、その子が衝動性を持っていることがわかったんです。飛び出したときに誰も動かなかったのも、みんなは見慣れてしまったからだと気づきました。

でも私にはそれがすごく違和感があって、納得もできなかったんです。きっと本人も飛び出したいわけじゃないのに、そうしてしまう。それを周りは「また飛び出した」と白い目で見る。
それがすごく悔しくて、悲しくて、苦しかった。普通級にいることがこの子にとって幸せなのか、とずっと考えていました。
そこでそうした特性を抱えた子どもの助けになりたいと考えるようになり、教員ではなく、指導員を志しました。

▶日々の業務は、改革のタネの宝庫。常に頭を使っていたい。


数ある放課後等デイサービスの中でもナーシングを選んだのは、子どもだけじゃなく、保護者支援もしていることがわかったからです。子どもにアプローチするのも大切ですが、子どもを取り巻く環境を整えることもすごく大切です。だから保護者支援は重要だと信じていた私にとって、ナーシングはぴったりでした。
実際に入社してみると、本当に手厚い支援をしていたので、とてもうれしく思いました。

ナーシングでは個人毎にミッションが渡されますが、それ以外にも送迎表の作成等いろいろな仕事を任せてもらえていて、日々頭を使いながら仕事をしています。
私は「今より良くしたい」という気持ちが強いのもあり、様々な仕事に対し、本質は何かを考え、そして改善していくことがとても楽しいです。

いま私が任せてもらっているのは、送迎表の作成、療育活動案、関係機関連携のアポイント取り、稼働率の向上です。その一つひとつに改善のタネがあるので、日々アンテナを張るように心がけています。

新卒入社の3ヶ月間は、会社に慣れる期間だったり、基礎を学ぶ期間と言われることが多いですが、ナーシングでは先輩職員さんと同じように意見を言ったり、業務を振ってもらえるので、忙しいけど毎日が新鮮です。

なにより自分の考えと行動で、今より良いものになっていくことを感じられるのは、やりがいにも繋がっています。

そんな私が仕事をするときに心がけているのは、「次に担当する人が悩まないかどうか」です。送迎表の作成や諸々の業務もすごく重要だと思います。でもそれ以上に子どもたちと向き合い、質の高い療育を提供することが大事だと思っています。
だからこそ、そこに注力する時間を長く取ってほしいですし、それができるような状況にしたいと思います。
そのためには自分が「どこで悩んだのか」「どうして時間がかかったのか」「それを改善するにはどうするのか」をひたすら自問しながら繰り返していくしかありません。
きっといまの行動が、誰かの役に立つと思うとすごくうれしいので、頑張る原動力になっています。

▶積み上げた自信が崩壊。そこで気づいた一人の限界。


でもそんな私にも試練がありました。それは入社2ヶ月が経った頃に起きました。
別の学校に通っている子どものお迎えに行った際、指示が通らず2人がバラバラの動きをしてどうにもならなくなってしまったんです。なんとかその場は収めましたが、パニックでしたし、不甲斐ない自分にも悔しかった。
事前に先輩達から注意点と対処法を聞いていたのに、それとはちがう子どもの動きに対処できなかったので、いっぱいいっぱいでした。
できることも増え、少し自信がついた矢先だったので、このときは心が折れかけました。
でも、事業所に戻った私をやさしく抱きしめてくれ、励ましてくれた先輩のおかげで、引きずることなく立ち直ることができました。

それまでは「一人でなんとかしなきゃ!」という想いが強く、何でも一人でやろうとしていましたが、このとき一人でできることの限界を知りました。ナーシングのValuesには【一致団結】が入っているのを思い出し、肩の荷がすっと降りたのを覚えています。

▶本当に子どもたちのためになることを。改革が子どもたちの未来をつくる。


そんな私の夢は、もっともっと深く療育に関わっていくこと。
ただこなすだけではなく、本当に子どもたちのためになることをしたいとずっと考えています。それにいまはまだ自分だけでうまく進めることができず、フォローしてもらうこともあるので、この状況を脱却したいと思います。
せっかく任せてもらえたのなら、今までをなぞるよりも、より良いものにしたいというのが、私が仕事をするうえでの信条にもなっています。

日々の業務に全力で向き合い、そして改善し、組織も療育も改革していきます!

株式会社ナーシングでは、「希望の光であり続ける」のミッションのもと、「医療介護福祉業界のNew Standard」になるべく邁進しています!
「もっと誰かの役に立ちたい」「成長して、世の中のために大きいことをしたい」など、熱い想いを持った仲間を募集しています!
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ一緒に働きましょう!
ご応募お待ちしております!

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