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昨日、僕の人生1/3が幕を閉じました。

現在34歳。

2011年より看護師となり、大学病院で9年間、民間病院で2年間。

「救急外来」という部署で勤務をしてきた。

救急看護は僕の原点であり、本当にたくさんのことを学んだ。

民間病院では見れないような症例も、大学病院ではたくさん見ることができたし、地域密着という違った役割のある民間病院でも、限られた設備や病床の中で救急看護を学ぶことができた。

救急外来って経験豊富な人じゃないとやっていけないでしょ!って声はよく聞くけど、僕は最初から救急看護を学んでいてとてもよかったと感じている。

救急看護は幅広い疾患や治療に対する知識や、それに伴う技術が必要となってくるため、一般病棟と比べると各科の専門的知識としては、物足りなさを感じるところもある。

でも、人の命に直結する部分に特化しての知識や対応に関しては抜群だと自負している。

そのため、“何か変”という違和感にいち早く気づくことができ、急変の前兆を捉えやすいというのも事実だ。

僕自信、一般病棟の経験もあるが、救急看護をがっつりと学んでいるからこそ、患者を受け持ちしていても、急変時の対応に自信があり、不安などはほとんどなかった。

それぞれ部署によって役割があるし、個人差もあるため、どこがいいかって一概には言えないけど、僕の看護師人生において、救急看護で学んだ知識や技術は一生使っていけると自負している。

そんな救急看護を愛する僕は、昨日をもって救急看護の場から退くこととなった。

11年間、救急看護に携わってきて、本当にたくさんの経験をさせていただき、これまで学んできた知識や技術はこれからの人生にもぜひ活かしていきたいと思っている。

人生の1/3を救急看護師として生きてきた自分を誇りに思う。

そんな僕は、2024年2月から「訪問看護」という道に進んでいく。

“病院”から“在宅”へと働く場所が変わるが、これまで救急外来で培ってきた知識や技術はもちろんのこと、迅速かつ適切な判断力や“勘”といった部分も、大いに活かしていきたいと考えている。

新しい分野で不安もあるけど、今までの自分の経験を信じて、これからも医療の場で活躍していくことを誓う!!!

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