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適応障害になって振り返った話

退職してもう少しで一ヶ月…休職してからいうとそろそろ二ヶ月。
診断書で決められた休職期間は明けたので、先日の診察でひとまず仕事していいという診断をもらいました。

通院は、ひとまず私の意思で止めることにしました。先生も、まだ状況は軽いから、辛くなったらまた来てくれればいいと言って頂きました。

診断書もってその足でハローワークに手続きに行き、これからリスタート…
と、言いたいところだが今回はそんな簡単な話ではない。

もともと、なぜこうなったのか。いつからなのか。
そこを紐解いていく。

私は20代の頃、東京で働いていました。
もともとは夢があって出て行ったわけだけど、生活はしないといけない。
結果としては、仕事中心になってそのまま普通に社会に出たのです。
『この仕事を絶対したい』という思いをもって働いたことが実はない。
その時は世の中まだまだ就職氷河期。
働けるだけでも良かった時代。

最初の不調は、某大手求人広告の契約社員を1年やってから転職した時。
9時に出社して、21時に終業。休憩時間は昼に1時間半、夕方に30分。
それ以外はひたすら電話営業。
2カ月過ぎたころ、出社の時、京王線新宿駅を出て西新宿の高層ビル群(その中にあるビルの高層階にオフィスがあった)が見えた瞬間、足が震えて呼吸が上がり、歩けなくなって座り込んだんですね。
全く足が会社の方に歩けなくなり、その場で人事部長に電話をしてその日は帰宅。その部長にはいつも気にかけてもらってたので、色々と心配をかけてしまいました。
次の日は家から出ることもできず、また休む。
その次の日も同じ。
4日目、会社に電話してそのまま退職。
デスクの荷物、退職書類などは宅急便で送ってもらったのを覚えてます。
今だからわかりますが、この時初めて適応障害を起こしたのは間違いないですね。

そこから、求人広告時代の上司に「年末に向けて繁忙期に入るから少しの間戻ってこないか」と7月に声をかけていただき、年末までと思いながら復帰してそのまま3年働いたのですね。
ただ、求人広告の会社はどんなに頑張っても社員にはなれません。特に、私はナイトワークの求人(スナックやキャバクラなど水商売)専門の部署で、異端といえば異端な部署。その部署は夜の繁華街の店を回る、一歩間違えたら反社にあたる可能性があるため、男性のみで構成された部署。デスクの上にキャバクラ情報誌(クラブアフターなど)が置いてある状況。特に私は歌舞伎町の担当で、求人誌掲載不可の店舗のことも調べないといけないので、東スポから風俗系の新聞(マンゾク新聞)などもチェックするので、コンプラにうるさい今の時代では絶対考えられない職場状況ですよね。同じフロアには圧倒的に女性社員が多かったですし(苦笑)

辞めるとき、昼の部署から声もかけてもらいましたがその時25歳。
辞めるなら今だなということで、大手広告代理店の下請けなどしていた広告制作会社に入社。
そこで、2回目の発症。
入社して半年経ったくらいでしたでしょうか。
ふらふらと駅のホームを歩いて、無意識に電車に飛び込もうとしてたところ肩を叩かれて声をかけられて我に返った(肩を叩かれたあたりからちゃんとした記憶がある。)
この時、初めて病院に行こう決めた。
その時は鬱かなという診断でした。
まあ、これもまた適応障害だったんでしょう。
結局、仕事辞めて体調がもとに戻るまで三ヶ月。
その次に入った会社でも過呼吸を起こして螺旋階段から落ちかけてたところを助けてもらうということもあった。

書くときりがない。

ここ13年くらいそういうことは無かったので安心していたのです。
ただ、再びこういう感じになって、結局は治っていないのかストレス耐性が弱く再発しやすいのか…。

状況的に仕事はしないといけない。
でもね、昨日ハローワークで求人を見ていて思ったことですが、結局また同じことになったらどうするのっていうの不安が頭をよぎるんですよね。
ちゃんと続けられる仕事が、もう何だか分からなくなってきますね(苦笑)

まあ、実は少し考えていることがあるのはあるんですがね。
私自身、腹をくくるかどうかなんですがね。
そのあたりはまたおいおい。

最近、下記のようなの久しぶりにしてみました。

私の性格タイプは仲介者 (INFP-A)。あなたはどうですか?

学生時代とか、学校でもやりませんでした?
やったのは適職診断でしたかね?
私は、いつも芸術家タイプでした。
東京の飲み友達だったパンクスのBARの店長が
「芸術家タイプは基本社会不適合者、俺がそうだもん」
といつも言っていた。うん、私もそう思う(笑)
今回の性格診断も、結局クリエイティブ系のこと書かれてた。
多分、20代前半のあの頃、私は進む道を誤ったんだろうと思います。
あの時、夢をあきらめず続けていたらと思うことはありますが、たらればな話ですね。

長文、乱文失礼しました。


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