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いつだって人に生かされ続ける #12

デンマークに来て、3か月半。
異国の地で生活していくなかで、デンマークに来てよかった、と思えたタイミングが何度かある。

それはいつで、何が起こったときなのだろう、と考えたとき、ほとんどに共通していたのは、デンマークに来たからこそ出逢えた「」がいるときだった。

この景色を見られたから、こんなことを成し遂げたから、というよりも、
フォルケに来たからこそこの人と繋がったのだな
デンマークに来てなかったらこの人と出逢えてなかっただろうな
と思うからこそ、わたしはデンマークに来てよかったと感じる。

わたしを支えてくれるのも、原動力になってくれるのも、意味付けをしてくれるのも、すべて出逢ってくれた「人」なのかもしれないと、また気付かされた。


そしてこの事実に気が付いたとき、フォルケ留学経験のある先輩に言われた言葉を思い出す。
「わたしはねフォルケが楽しかったのなんて最後の2週間くらいだよ。あとはしんどかった。でも、今は行ってよかったと思ってる。フォルケにいたという事実から繋がるご縁、素敵な出逢いがたっくさんあったの。」

その言葉の意味が少しだけ、分かったような気がした。


この留学生活が美しい思い出になる日は、そう遠くないのかもしれない。
辛くて流した涙がわたしを救う日は、そう遠くないのかもしれない。

そう考えると、この日々がいつもよりも愛おしくなった気がした。


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