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なにをいまさら?SDGsって、わざわざ語る必要あったっけ? 社内プチ論争のおはなし

こんにちは、広報担当のかわいです!

先日、サクッとごあいさつで、
nunocoto fabricは、2,000柄以上のデザインを取り扱う
デザイナーズファブリックのメーカーであることをお伝えしましたが
わたしたちは、プリント生地の在庫をいっさい持ち合わせておりません
(キリッ)

「え?商品がないのに売っているの?」

って、一瞬思われちゃったかもしれませんが、
そうではなく、受注生産という形をとっているからなんです。

お客様にオーダーいただいてから、
まっさらな生地にプリントをして、お届けしているので、ちょっとだけお時間いただいちゃいますが、プリントしたてのほやほやの生地をお届けしています。

プリントしたての生地たち


(ここに至るまでのわたしたちのチャレンジ、そして羽陽曲折は、また別の機会にお話ししますね。)


これって、生地業界だと、かな~り珍しいケースらしいです。

通常、布って、お洋服と同じで、
春夏と秋冬に新商品、新デザインが出回り、できるだけ売り切る
そして、売れ残りはセールにかけられたり処分されたりしてしまうもので、
さらには、
お客さんがとっても気に入って
”あの生地をもう一度おかわり”
したいときには、時すでに遅し・・・

「その生地は廃盤になりました」
「大変申し訳ございませんが、昨シーズンのもので、現在取り扱いはございません」

なんて言われることが多いです。
(わたしは、一度気に入った生地をもう一度買い足したいな、と思うことが多いので、泣く泣くあきらめるケースも…)

それに対して、
nunocoto fabricが持ち合わせているのは、プリント布の在庫ではなく、
”白い布”と”デザインデータ”なので、
廃盤はありません。
(※製品が販売基準に達しなかった場合を除く)

nunocoto fabricの事業がなくならない限りは、
(うぉ~~うぉ~~生き残るぞ~~)

永久に刷り続けるのであります。
(布をね、布にね。)

nunocoto fabricがはじまったのが、2018年の8月。
事業スタート当初からこの形をとっているのですが、

最近はやりの、もしかしてあれじゃない?ほら、あれあれ、

そう!

「アレ~、この在庫を持たないってかたちって、SDGsじゃない?」
って、ことに気付いたのが、実はすごく最近のことで、

当の本人(nunocoto fabricさんと呼んでおきます)は、
SDGsの実感はなく、さりげなくエコだったわけなのです。


(そういう人、いますよね)
(そう、”天然”です)
(あらやだ、nunocoto fabricさんったら、天然)

で、勘のいいスタッフの1人(生徒A)が案の定気付くわけです。

「先生!これって、もしかしてSDGsではないでしょうか?」

でも、
SDGs!SDGs!って自分で言わなくてもよいのでは・・・
だって、そうとは思ってなくって、うっかりSDGsだったわけで・・・。
なんだか自分で言うのも恥ずかしいし。
(あらやだ、nunocoto fabricさんったら、恥ずかしがりやさん)

と、社内ではやんわり(ほんとうにやんわりよ)プチ論争になったわけです。

あれは確か、忘れもしない昨年の春。

そしてガッツのある生徒A、もとい、とっても優秀なスタッフが、書いちゃったわけです。

ドン!

どうか、生徒Aの有志をご一読お願いしますm(_ _)m

※この2人は、とっても仲良しです。
 出会った時から、そしていまでも、ずーっとずーっと。

BY nunocoto fabric

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