4回目の母の日。12回目の母の日。
昨日は母の日でしたね。
毎年母の日が近づいてくると、可愛らしく華やかな売り場が各店舗に展開されますね。
私は母の日コーナーを目にすると、母親としての嬉しさ半分、子供としての寂しさ半分な気持ちになります。
4回目の母の日
今年の母の日は、母逝去後4回目となりました。
そんなに仲良し母娘って感じではなかったけど、お母さんのことがスキだったし、大人・親という鎧を脱いで、子供という立場で甘えられる唯一の存在ではあったかな。
誰もかもが必ず命尽きる日を迎えることは頭ではわかっているけれど、母はまだまだ若かったし、長生きすると勝手に私は思い込んでいたんです。
だから突然母を失って、心と体が回復するのには結構な時間がかかりました。
母がいなくなって初めて迎えた母の日なんかは、ピンク色の華やかな売り場を見るのがすごく辛くて。何が辛かったって、
「あー、お母さんいないんだったわー」と、母の死を再認識させられる感覚が物凄くイヤでした。
直接会って言葉を交わすこともできないし。
可愛いお花を渡すこともできないし。
自分も2人の子の母親であるということを忘れるくらい、当時は母の日が苦痛でしたね。
今年は心境に変化が
時間薬でしょうね。
今年の母の日はそこまで辛く感じませんでした。
だいぶ慣れた感じでお花を選んでお墓参りに行けたし。
やっと母の死を受け入れることができたんだと思います。
お母さんに直接「ありがとう」と言えない寂しさは拭えませんでしたけれど、大丈夫。
きっともう大丈夫。
12回目の母の日
2人の子の母親として迎えた12回目の母の日。
有難いことに2人からプレゼントとお手紙をいただきました。
2人とも、思春期・反抗期に入って、ガミガミ、ネチネチ小言を連発する私とケンカをすることも多々あるのに、そんな私のことを想って、考えて準備してくれたんだ。と思うと、言葉にならないくらい嬉しかった。
毎年繰り広げられる母の日商戦だけど、母として思うことは、
「病気やケガなく元気に毎日生きていてくれる」
それが最高の母の日ギフトなんですよね。
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