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とにかく始める。

とにかく始めることが大切!と言われたので書くことにした。
私の人生は他人からすると結構面白いようだ。
忘れっぽい性格だから、こうやって書き留めておくと良い。
私はシャワーを浴びている時間や、ベッドに入った瞬間などに、
その日1日に人と交わした言葉を思い浮かべる。
あの人はどうしてこんなことを言ったのだろう(言ってくれたのだろう)、または、私のリアクションはあれで正解だったのか?
だからこうして、1日が終わろうとする今、”とにかく始める”てみようと思う。

簡単に言うと、私はいわゆるミレニアム世代と言われる世代で、就職氷河期だった。大卒ですら一般企業の面接に漕ぎ着けるのは少なく、高卒の私にとっては最悪だ。
どの時代も人手不足の飲食チェーン店か、あまり胸を張れない業界に行くかだった。まだまだインターネットも充実していなかったから、情報は乏しく、人伝てや本を見て探すことしかできない。
こんな職業もあったのか!と後から知っても遅いのだ。

正社員で就職できたのであれば「石の上にも3年」を信じて、辛くても、毎日吐きたくても、二日酔いでも、セクハラぎりぎりのことをされても、会社に行く。そんな時代だった。

そんな私は今、旦那と一緒に会社を経営している。
会社で働いているスタッフはZ世代だ。
Z世代と向き合うようになってまだ2年ほどだが、とにかく毎日驚きの連続だ。
私たちの会社は技術が必要な職業なので、専門学校を出て就職する子がほとんどで、20歳で新卒入社になる。
2年間、みっちり技術を身につけ、夢にまで見た初仕事に期待を膨らませ、目がキラキラした状態で入社。
が1週間、2週間が経った頃にはその目から大粒の涙が出ているのである。
早い子は3日目。
ついこないだ入った子は初日でお目にかかれた。

私はその度に泣いている子に「なぜ泣いているの?悔しいの?悲しいの?怒っているの?」と質問する。
するとほとんどの子が「わからないんです。なのになぜか涙が止まらないんです」って、恋愛ソングの歌詞か!?と思うようなことを言ってくる。

自分の感情がわからない?

Z世代の多くは、”悔しさ”という感情を知らないということを、私は最近初めて知った。

Z世代は悔しさを知らない
というお話の続きはまた今度。

Bonne nuit…

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