2020年、Evernote復帰
私は2014年からEvernoteを使ってました。5年以上のEvernoteプレミアムユーザーの私が、昨年Notionというノートアプリを見つけ、移行を決断しました。
なぜか、理由は2つです。
1. マークダウン形式で記述できる
2. Notionというアプリを利用すれば、ノート・カレンダー・TODO管理の3つを一つにまとめることができる
昨年8月から4ヶ月Notionを利用しましたが、結果2020年、Evernoteで再スタートすることとしました。
ここでNotionの良い(良かった)ところ、そしてなぜここまで良かったのに結局Evernoteに「出戻りしたのか?」を記載していきます。
Notionの良いところ ①マークダウン形式でノートを記述できる
Evernoteに無い、Notionの良いところ、それはマークダウン記法でノートを記述できる点です。見出しタイトル、サブタイトル、引用などをマークダウン記法で簡単に記載できますし、「/」を入力することで、「こんなマークダウンを使えるよ」というヒントも出してくれます。
Notionの良いところ ②ただのノートではない!カレンダー、TODOにもなる!
Notionの良いところはただのノートとしての機能だけではなく、カレンダーやTODO管理の機能にもなるところです。TODO管理ならEvernoteにもリマインダー機能もあるではない?確かにそうなんですが、NotionのTODO管理は「Trello」とほぼ同等の機能があります。
TODOを「ふせん」に書きこんでステータス管理ができるツール「Trello」。これがNotion内で利用できます。Notionで「/board」とページ内で入力すると、Trelloのようなボードを作成できます。
「Not Started」は未着手、「in Progress」は実施中とTrelloのようにステータス管理もできます。Cardは自由に作成、ドラッグ&ドロップでカードのステータス変更も可能、まさにTrelloです。Cardをクリックするとその詳細も管理できます。
同じように「/calendar」と入力すれば、すぐにカレンダーのフォーマットができあがります。
カレンダーには詳細はもちろん、ステータス(会議や外出、プライベートなど)の追加も可能ですし、もちろんスケジュールの詳細ページでは、他のノート同様マークダウン形式で記録を残すことができます。
なぜEvernoteに出戻ったか
Notionはすごい良いサービスですが、Evernoteに出戻った理由はというと・・・
1. 検索機能がEvernoteの100億分の1の精度(というより検索機能は無いに等しい)
2. 日本国内でサービスを展開していない
Notionには検索機能が無いに等しいです。まず「Quick Find」という検索機能がありますが、これ、前方一致でしかノートを表示してくれず、文章内のキーワードを拾ってくれません。数ヶ月我慢して使ってましたが、とりあえず何か記録を残しておく、その後「あの時のあれ何だったけな?」と検索してもうまくひっかからない・・これは致命的でした。
一方、Evernoteの検索機能は非常に優れています。私のEvernoteには1500以上のノートが保存されていますが、検索スピードとその精度すべて満足いくものです。PDF内、手書きの文字まで対象というのは凄い助かります。ホワイトボードのディスカッションの記録も写真を撮ってEvernoteに保存、あとから検索できるわけですから・・・
またNotionは日本国内でサービスを展開しておらず、サービスの紹介サイトも英語です。利用するにあたってはそこまでのことはないですが、日本でサービスを展開していないNotionと、展開しているEvernote、どちらが安心して利用できるか感情的な部分も、出戻りへの後押しになりました。
OneNote、Google keep、Notionなど競合も多く、老舗サービズのEvernoteは苦しい立場。再びEvernoteユーザーとして出戻った私としてはこれからも(一度は浮気したけど)応援したいです。
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