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絶賛経験中★

就職氷河期世代真っ只中であること理由に自分のやりたいことなんて分からず、ひとまず親が安心する業種に就職して18年。本日退職すると絶賛カウントダウン中★

この職場での学びについて振り返る。
未知の業種に入り未経験ながら色んなことを学び2年目以降は「生意気」になった。いつでも正論で攻め吠えていったのである。とにかく自分が正しく周りは正しくないことを前提で関わっていた。自分以外は正しくないのだから正反対にある「敵」であった。どうせ、理解してくれない、こんなに頑張っても報われない、評価されないが前提であったので当然評価されずどんどん虚しくなっていく。でも頑張れば見ていてくれる人もいることを信じて吠えまくっていた。

満たされないこと
「評価されない」「もっと評価されたい、評価されるべきである」「能力がある人間である」
「大切にしてくれない」
→もっと大事にしてほしい。褒めてほしい。認めてほしい、評価してほしい。頼られたい、必要とされたい、もっともっとである
だから先輩っぽいことをする。後輩を守るようなことをしてみる。あなたに寄り添うわよ的な振る舞いをする。女性が働きやすい職場を!!なんてフェミニズムを掲げてみる。

これを職場に求めていったのである。
→それって外に求めてしまってませんか?
→これも自分との乖離をますます生む構図
→本当の自分って?
→エゴ120%をかざす
→これが強い女である
→ジャンヌダルクごっこ
→正義ごっこ

そんなことをしていると本当の自分が分からなくなり、ますます「もっともっと求めれるべき、大切にされるべき」等が増大していった。そうすることで自分を固めていったのである。


 次に陥ったのが本当の自分は「良い人」でなければならない、つまりいつでもポジティブでなければならないと。ネガティブな感情は捨てて、浄化して「聖人」のようにならなければならないと思ってしまった。自分を向き合う、本当の自分を知るということがテーマになり深めていったのだがネガティブな感情を否定していくことになってしまった。
そんな聖人なんて自分ではないしいつもでネガティブな感情しかないのであるならば色んな感情を味わえないである。私が地球に来て何回も、何千回も輪廻転生を繰り返してでも味わいたかった感情。今「ここ」の感情。まだまだ味わっていない感情、経験。まだ何があるの?一通りのことは経験してきたと思っていたけどまだまだ経験していないことがある。明日もどんな感情を経験するのか楽しみである。


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