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生きること、死ぬこと、そのむこう

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牧師として、人の生死や生きづらさの問題について、できるだけ無宗教の人とも分かちあえるようなエッセーを書いています。一度ご購入頂きますと、過去の記事、今後更新される記事の全てをご覧…
このマガジンの記事を踏み台に、「そういえば、生きてるってなんだろう?」と考えを深めて頂ければ幸いで…
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2020年5月の記事一覧

「神の息遣い」ペンテコステのおはなし

'「あなたがたは、わたしを愛しているならば、わたしの掟を守る。 わたしは父にお願いしよう。…

期待せずに期待する

高校3年生のときに、とつぜん不登校になった。校門をくぐるや吐き気をもよおし、保健室へ。ベ…

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わたしは他人に腹を立てる

最近、自粛警察という言葉があることを知った。政府が自粛の依頼をしているなかで、近所のパチ…

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熟したものを味わう

家にこもってばかりというのも何なので、最近は意識して散歩に出かけるようにしている。とはい…

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現実と向きあわない向きあいかた

小学4年生のときのこと。わたしはいじめに遭っていた。プロレスのわざをかけられたり、当時は…

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昨晩記事をご購入くださった方へ

昨日の記事「他人の顔色を窺うのは、あなたが優しいから」ですが、マガジン「生きること、死ぬ…

相手の顔色を窺うのは、あなたが優しいから

外出自粛ということで、礼拝もできなくなり、今はこの礼拝堂に訪れる人もいない。とはいえ、電話やメール、ダイレクトメッセージやzoomなど、わたしに連絡をとってくる人はいる。他愛のない世間話をすることもあるし、深刻な苦悩を分かちあうこともある。また、両者の境界線は曖昧である。打ち解けて談笑していたら、じつはその雑談のなかに、あるいはその雑談そのものが、相手がわたしに強く訴えかけているメッセージだったということもあるのだから油断ができない。 相談ごとで多くの人に共通しているのは、

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「死を自己プロデュースする必要はあるか」聖書のおはなし

'食事が終わると、イエスはシモン・ペトロに、「ヨハネの子シモン、この人たち以上にわたしを…