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週刊 大沼竜也

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週一くらいのペースで、身体と精神の事・人間と社会の事、日々の生活で気づいた事や思うところを書いていきます。
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「20歳なの?一番いい時だね〜。」

「20歳なの?一番いい時だね〜。」

めちゃ言われませんこれ?

悪気なんて一切ない表情で言ってくださる方もいれば、ニヒルな感じで浴びせてくる輩もいました。

今32歳になったけれど、物心ついてからずーっと言われている気がする…
「30歳かー!今が一番いい時だな!」

そう言ってくる方には、おおかた2種類に分けられる。

緑酒

はぁーー。

いい歳こいて、歩きながらボロボロ涙が出てきました。
普段あまり涙が出ない、話を聞いたり物語を見たりしても、どこか客観的な自分ですが、唯一ボロボロ泣いた記憶があるのは、母親の暖かさを感じた時。

10年以上前だと思うけれど、その時の記憶が呼び起こされる感覚にあった。
ぼくの大好きな「東京事変」の楽曲「緑酒(りょくしゅ)」という曲を久々に聴いたから。

青春時代は椎名林檎、初ライブは東京

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苦しいほどの執着

苦しめる、というと合理的でない印象があるかもしれない。でも僕は、特には自分で自分を苦しめる事は、成長につながる事だと思う。

知識は点のようなもので、増えれば増えるほど、点と点が繋がる喜びが増す。その結んだ線がブワーッと広がり、特にたくさんの線が張り巡らされる場所が、好きな事だったりする。

僕はたまたまその線が多いところが、精神と身体の領域だった。

秋の風と適応する身体

秋の風と適応する身体

昨日までは半袖半パンでも汗だくだったのに、急に長袖長ズボンでも寒さを感じるくらい、あっという間に秋が来た。

僕は夏が好きだ。少し暑いくらいで、身体の冷えという感覚も忘れる。朝から活動的だし、夜はエアコンをつければ、昼間の暑さとの対比でより一層快適を感じることができる。

ところが今年の夏は暑すぎた。
東北は仙台にいるというのに、毎日35℃を切ることはなく、夜間も25度を切ることは無かった。

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精神を病んだ人を診るという事

精神を病んだ人を診るという事

なんだか大したタイトルだけれど、実はこれって「人を診る事」とベクトルは同じだと思っている。

基本的には人類皆兄弟。身体や精神の仕組みは、「反射」のようなもの。痛いものからは身を逸らすし、好きなものには近づきたくなる。そこには時代性も思想も関係なく、自動で「反射」が起きるのが根本だ。

思考をこねる

思考をこねる

小さい頃から、ものをつくるのが好きだった。

粘土でウルトラマンの敵をこねたり、庭にザリガニ用の池をほったり、漫画を描いて友達にまわして読んでもらったり、峯田和伸に憧れて曲を書いたり。

しかし、「つくる」ことはすごく好きだったけど、残念ながらその完成品は好きになれなかった。

自分の満足できる「できあがり」が得られなくて、どれも飯の種ほどにはなりそうもない。

「つくる人」に憧れ、何かを生み出せ

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