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読書感想文#44

みなさん、一度スマホのスクリーンタイムを見てみてください。

私は平均7時間くらいです。(YouTubeをラジオ代わりにつけていたり、YouTubeで音楽を聞いたりしているので実際スマホを触ってる時間はもう少し少ないと思います)

同じくらいだという方、多いと思った方、少ないなと思った方、それぞれだと思います。

スマホ依存かな?と自分でも自覚している方も多いと思います。


私もその一人で、これを機に少しでも脱却しようと、今回は『スマホ脳』を読みました。

20万部突破!ということで、世界でもかなり読まれている本の様です。

新書ですが、様々な試験結果なども書かれており、分かりやすく読みやすかった印象です。

スマホが普及してから、私たちの生活は大きく変わりました。

便利に、豊かになっているはずなのにも関わらず、鬱などになる人の割合は増えているのです。

デジタル化が人間に与える影響は大きいです。

人間の脳みそは昔のままであり、昔はライオンや蛇に襲われないかという危険を避けるために不安やストレスという機能が短期的に働いていました、

しかし、現在では、長期ローンの心配やSNSでの自分の評価、恋人・友人から連絡がきているかどうかなどの不安に対して不安やストレスが働いています。

つまり、短期的だったはずのストレスや不安が長期的に働く様になったのです。

これは体にとても負担であり、これらを避けようと脳は人間を鬱にします。

この長期的なストレスの話、スマホはドーパミン等をうまく操り、人間が依存しやすい様に作られていること、運動や睡眠の時間を奪ってしまうこと

など、多角的な観点からスマホが人間に与える影響について書かれていましたが

その中でも特に、驚いた話が

スマホを使用していない、なんなら視界に入っていなくても、人間の集中力を奪ってしまうということです。

教室の中にスマホがあるかどうかということでも、学生の集中力に差が出ます。

今までスマホをずっと一日中持たせていた学生に、朝スマホを預けて、学校が終わればスマホを返す様に変えたところ成績が上がったという実験結果もあります。

私の高校は、朝スマホを預け、終われば返してもらうというルールでした。

あれは、この様な結果からも合理的なものだったんだなと感じることができました。

スマホはかなり便利なもので、人によっては利用しなければ仕事などができないという方もいると思います。

私も、サークルで学校にフォームを申請したりと使わなければいけない場面はあります。

なので、「使用量を0に」とはなかなかできませんが、まずは寝る1時間前を触らない様にすることから目標に頑張っていきたいと思います。

スマホを持つ人は読むべき本だと思います。特に育ち盛りのティーンエイジャーは確実に読んだほうがいいでしょう。

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