【オススメ図書③】“新入生応援企画” 最初に読む本 vol.2
こんにちは!名古屋大学附属図書館サポートデスクの院生スタッフです。
大学での学習・研究方法を知る参考書はたくさんありますが、なにから読んだらいいのか…。『最初に読む本』では学部生向けのレポート課題や研究のスタートに役立つ本を集めました。
今回は、特に新入生のみなさんに読んでほしい本を、大学院生スタッフが厳選しました。
『課題レポートの本』、『課題発表や大学プレゼンの本』を探している方は、まずはこの本をどうぞ!
【オススメ図書③】“新入生応援企画” 最初に読む本 vol.2
1. レポートで伝える
自分の考えを、レポートで伝えるにはどうしたらいいのか知りたい人へ。
見延庄士郎
『新版 理系のためのレポート・論文完全ナビ』
講談社,2016年
■ レポートの中でも特に実験レポートの解説が充実した本です。「わかりやすい」文章にも種類がありますが,この本を読むと,レポートやその他の実務的文章に求められるタイプの「わかりやすさ」の条件を,表現と構造の両方から理解することができます。
[ 名古屋大学附属図書館|配置 / 請求記号 中央学3F、 407|Mi ]
櫻田大造
『「優」をあげたくなる答案・レポートの作成術』
講談社,2008年.
■ 「あんまりがんばらずに,でもうまくやりたい」人のための本。そして「どうすればいいんだ?」より「なんのためにやらなきゃいけないんだ?」で悩んでいる人のための本。教員がレポートを評価する際に何を見ているのかもざっくり把握できるので,対策を立てて課題に臨むことができるでしょう。
[ 名古屋大学附属図書館|配置 / 請求記号 中央学S 816.5|Sa|文庫 ]
佐渡島沙織・他
『これから研究を書くひとのためのガイドブック』
ひつじ書房,2008年.
■ 教科書として利用することを想定して構成されているため,論文・レポート執筆に必要な知識が一定のサイズのセクションに分割されていること,セクションごとに練習問題がついていることが特徴。毎日分量を決め,参考書で勉強するように学習を進めたい方におすすめです。
[ 名古屋大学附属図書館|配置 / 請求記号 中央学3F、816.5|Sa ]、[ 名古屋大学附属図書館|電子書籍 Maruzen eBook Library ]
2. 発表・プレゼンで伝える
自分の考えを、プレゼンの形で伝えるにはどうしたらいいのか知りたい人へ。
菊田千春・北林利治
『大学生のための論理的に書き、プレゼンする技術』
東洋経済新報社,2006年.
■ 「はじめてのプレゼン!スライドの作り方とか以前に何から始めていいのかわかんない!」という人におすすめ。レポートとプレゼンを比較しながら紹介している本なので,アカデミックな論証の作り方を学びつつ,それを表現する際に,表現の手段に合わせてどこをどう変える必要があるのか理解することができます。
[ 名古屋大学附属図書館|配置 / 請求記号 中央学3F、816.5|Ki ]、[ 名古屋大学附属図書館|電子書籍 Maruzen eBook Library ]
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