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【名大図書館使いこなし術③】電子書籍を活用しよう!(前編)

こんにちは!
名古屋大学附属図書館サポートデスクの院生スタッフです。

以前の記事では、名古屋大学で契約しているデータベース利用について説明しました。
実は、 データベースの他にも図書館には利用可能な電子リソースがたくさんあります!

その一つが”電子書籍”です。
学外から利用できるタイトルも多く、電子辞典で調べたり、自宅などで手軽に専門書を読むこともできます。
今回の記事では、そんな電子書籍のアクセス方法を中心に紹介します。

名大図書館の電子リソースを知ろう

大学図書館が「持っている」のは紙の本だけではありません。
オンラインで読める資料として本や雑誌(論文)や新聞などがあります。これらの資料は、提供元との契約条件に沿って利用できます。
条件の範囲内であれば、自己負担なしで(通信料のみの負担で)利用可能です。

利用可能な電子書籍の一覧は、こちらで確認することができます。
学外からも利用可能な場合はリモートの項目に”R”マークが付いています。

名大図書館のウェブサイトでは、トップページ>資料を探す>電子リソース(学内者向け)>電子書籍から、電子書籍の利用に関する案内を見ることができます。

名大図書館で利用可能な電子書籍の特徴とは?

名古屋大学では、通常の「本」の形態で使うような通読が中心の「読む」系のもの以外の、「調べる」系の辞書・事典類なども契約しています。
これらをデータベースのように検索もできるというのが、一般的にイメージされる「読む」ための電子書籍とは違う点として挙げられます。

また、電子書籍を利用する際にメリットとデメリットを知っておくと便利です。
まずメリットとしては、図書館の閉館時間でも自由に利用できることなどが挙げられます。さらに、リモートでの利用許諾がある電子書籍は、研究室や自宅からなど、どこからでも利用することができます。

一方で、デメリットとしては、契約条件に同時ログイン数が限定されているものがある(例:JapanKnowledge Lib など)ことやスマホなどの小さな画面では紙面が読みづらいことなどが挙げられます。代表的な電子書籍(Maruzen eBook LibraryEBSCO eBook Collection)も、タイトルごとに同時アクセス数の制限があるので注意が必要です。

これらの特徴を知ったうえで、自分に合った活用方法を考えてみましょう!

電子書籍を学内から読むには?

学内からのアクセス方法は大きく2つの方法があります。

①OPACで探す
(1) 附属図書館ホームページ https://www.nul.nagoya-u.ac.jp/から
名古屋大学蔵書検索(OPAC) をクリックします。

(2) [簡易検索]または[詳細検索]で書名(全てまたは一部)を入力して、をクリックします。

(3) [書誌検索結果一覧]画面が表示されます。末尾に「w」が付いている書誌を選択します。図書名をクリックすると詳しい情報が見られます。

(4) 本文一覧からリンク先にアクセスします。

※名古屋大学図書館所蔵の電子書籍のうち、全てが検索対象にはなりません
特に電子辞典や辞典はOPACでは検索できない場合が多いので、②電子書籍の一覧リストから選ぶ(後述)をご参照ください。

②電子書籍の一覧リストから選ぶ

(1)さきほど(名大図書館の電子リソースを知ろう)の電子書籍のページ(名大図書館トップページ>資料を探す>電子リソース(学内者向け)>電子書籍)の提供元リストから使いたいデータベースを選択します。

(2)各データベースの検索バーで検索、またはカテゴリ/ジャンルで
絞り込み、読みたい資料を探します。

※詳細はガイドシート参照(提供元別リストから電子書籍を見るには)

電子書籍を学外から読むには?

学外からは名大附属図書館のTOPページ「学外からの電子リソース利用」を経由する必要があります。

一覧からデータベース/ebook等、もしくはOPACなどを選び、名大ID(2023年3月中旬以降は機構アカウントの予定)とPWでログインしてから検索します。
※詳細はガイドシート参照(学外から閲覧する方法)

電子書籍もぜひ賢く活用して、レポート作成や在宅学習の参考にして頂けたら嬉しいです。

代表的な電子書籍や選び方については、次回の記事で紹介する予定です。
それではまた次回!

#アカデミックスキル #大学生 #文献検索 #図書館

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