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こんにちは。ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんこと中村香菜子です。

先日は、三木町にある麦縄の里代表の 真砂泰介さんにお話をお聞きする研修会を開催しました。

三木町と高松市の境目にある池のほとりの荒れ果てた土地を開墾、仲間と共に整え、流しそうめん屋さんから小さなお店を集め、人々のくらしが本当の意味で豊かになるためのビジネスをされている真砂さん。


実は私の義理実家のすぐそばにあるので、麦縄の里が作られていく様子を私は10年くらい前?から見ていました。

それぞれの人が持っているスキルを聞き出し、それを応援しビジネス化していくという手法が、ビジネスでこそないけれど、ぬくぬくママSUN'Sのやり方ととても似ていると感じました。

よく、ぬくぬくママSUN'Sでも、マズローの5段階欲求についてお話をします。団体パンフレットにもこの図は載せています。
この5段階欲求、実はマズローは本当は第6の欲求まで発表する予定だったらしいです。
それは、「コミュニティ共同体の発展」の欲求です。

生理的におなかが満たされたり安全に暮らすことができ、自分の居場所があり、自分のしたことを誰かに認められた人間は、最後に、もっとみんなでコミュニティを作りたいと思い始めます。
さまざまな小さなコミュニティができれば、価値観は多様化し、私たちは自分たちに合った居場所や働き方を選択できるようになるのです。

みなさんは、どんな時に幸せを感じますか?
甘いものを食べた時?お風呂に入った時?ビールを飲んだ時?
欲しいものが手に入った時?旅行で贅沢できたとき?

お金で買える幸せは、どのくらいあなたを幸せにしてくれますか?

よく、私が講演会などで質問するのですが
①人に助けてもらった時
②人を助けて、誰かの役に立てた時

どちらがうれしいですか??

自分の余裕や、環境にもよるのですが、大抵多くの人が、②の人の役に立てた時だと答えてくれます。

そうなんです。
幸せって、
「自分の価値を誰かに認めてもらえる」
ってことなんですよね。

この話を真砂さんからお聞きしましたが、全く同じことを私も思っています。どんな贅沢よりも、人は自分の価値が認められる場所を持てていることが幸せになる道なのです。

また、贅沢などで得られる幸せは一時の快感。しかし、人とつながり、自分の価値を感じられることによって得られる幸福感はじんわりと長い間続くのです。

先日FBの記事に書いたら多くの方から反響をいただきましたが、中学校からのプリントに
【勉強の苦しみは一時だけど勉強しなかった苦しみは一生つづく】
と書かれていました。


何のために、勉強するのでしょうか?
学歴を築いて高い給料をもらうため?

とてもとても悲しい言葉だと思いました。

幸せとは、そのままのあなたでいいよ、そのままのあなたが私には必要です、力を貸してくださいと自分の存在そのものを求められていることだと思います。
頑張り屋の人は、そのままでOK
ゆったりしている人は、そのままでOK
寂しがり屋の人は、そのままでOK
ポジティブであっけらかんとした人は、そのままでOK
深く考えちゃう人も、そのままでOK

考えるのは、その人がどう変わるかではない、その人のそのままは、どこに役に立つかを考えることだと思ってます。

真砂さんのお話は私たちのしていることと、とても共感が高かったです。
そんな方が今、また新たにフリースクールを立ち上げようとしています。これからも真砂さんたちから目が離せません。



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