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おはようございます!

ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんこと中村香菜子です♡

いよいよ今日から新学期が始まりました!

いつもの今頃と言えば、3人の子供たちの次の先生は誰かな?どんなクラスメイトになるんだろう・・・そんなことで頭がいっぱいの季節です。

今年は少し、違う心配事があって、そんないつものドキドキの気持ちもなんだかふわふわと空中を漂っては消えていくような感じです。

今年は、うちの子ではじめての受験生中3、小6、そして小2、大切な学年の子供たちがいますが、修学旅行に運動会も延期になり、どんな1年になるのだろうと思っています。

自分の感じ方は、環境や状況で多様に変化していくのだなと、じっと自分の中に沸き起こる気持ちを観察しています。

最近気づいたことがあります。当たり前のことかもしれませんが、たくさん運動した後、おなかがペコペコになったときに食べるごはんほど、おいしいものはありません。

一方、どんなに高級食材でも、おなかがすいてない状態や、病気の時に食べると、全然おいしくありません。

と、いうことは、その食材に「おいしさ」があるのではなく、自分の中に「おいしさを感じる感覚」があるのです。

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それと同じように、自分の中の「快」「不快」という感受性は、自分で整えていくことにより、得られるのではないかと思っています。

ついつい、悪いニュースを見て、一番悪い方向に考えてしまう。

ついつい、知らない誰かがどこかで言っている情報源が不確かなものを見てしまい、心のざわざわが止まらない。

ここ数日高松でも桜が満開です。桜も、たんぽぽも、びわの実も、柿の葉も、予定で動いていません。地球がまわるから、太陽がふりそそぐから、雨が降るから、生きて、咲き、呼吸しているのです。

見習うべきところはたくさんあると思います。

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子供たちは、小さければ小さいほど、自然から近い場所にいます。

不安で心がざわざわしっぱなしの大人たちの前で無邪気に笑い、おなかの底から泣き、おなかがすいたら食べ、眠くなったら眠り、興味のあるものに一心に食らいついていきます。

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私も少しでも心地よく生きていくために、今日の自分の命がどのくらいの生命を生きられているか、そして感じているかに耳をすませながら、自分の感覚、自分のものさしを研ぎ澄ませて生きたいと感じています。

今の時代は、一般的に科学的に証明できることがすべてかもしれません。

でも、同じインフルエンザの熱でも、西洋医学では解熱剤で熱をしずめ抗菌剤で菌をやっつける方法になりますが、例えば漢方医学では、熱がこもりすぎているときは冷ます漢方を。冷えから来る熱の場合は、あたためる漢方を処方されます。

わたしはできるだけ、困難や課題をさまざまな角度から見たり、さまざまな方法、考え方を参考にしたいなといつも思っています。

見方が変われば、ものさしがかわれば、世界は変わるのです。

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前回のノートで、全員が同じ方向に向くことこそが怖いと、書きました。

「そうではない、今は一丸となって・・・」という意見が今は大多数だと思います。それも大切な1意見だと思います。

太平洋戦争の時、国民が一丸となって取り組んだ結果を私はいつも思いだします。

今の方向が、あっていたのか、そうでなかったのかが、わかるのはきっと何十年も先・・・

だれも、正解はわからないのです。

私自身の選んだ道、選んでいく道も、正解でもなんでもなく、ただ一つの方法、ただのひとつの価値観にすぎません。

さまざまなところで私が好きになれない言葉が飛び交っています。

「一丸となって、人類とウィルスの、この戦いに勝利するのです!」

誰かを批判したり、攻撃したりはしたくない・・・

それならと、「ウィルス退治!ウィルス撲滅!」なる気持ちもわかります。

それを聞きながら、本当にウイルスは敵なのだろうかとぼんやり思う自分がいます。

国と国との戦争の場合は、わかりやすいですが、こちらから見るのと、向こうから見るのでは正義が正反対に変わってきます。

同じ人間で戦争するのはもってのほか悲しいことですが、相手がウイルスに変わったとき、戦争してもいいのだろうか・・・と思うのです。

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アンパンマンとばいきんまんの違いは何でしょう。ばいきんまんにも、くらしや、気持ちや、理由があるのではないか、とやはり思ってしまいます。

政治家にも、ウイルスにも、ひとりひとりにも事情があり、今を精一杯生きています。どれだけ、相手の立場を想像して、相手の行動を許せるか、その部分を私はブラッシュアップしていきたい。

個人レベルの話で言うと、私もこどもたちを学校という大きな集団に通わせることが不安です。都会との行き来も今は不安だし、県外から来られた人にお会いするのも今は少し控えています。

しかし、社会とつながりのない孤独な子育てママさんたちのことが気になります。

「0才児が感染のニュースを見て、胸がはりさけそうで、吐き気がしました」

そんな言葉を聞きました。

そういう気持ちの人が、社会とつながりを持たず、部屋で子供と二人きりでいるのは、もっともっと苦しみが増すばかりだと思います。

換気などの対策をしっかりしながら、何でもない話ができる空間、対面で笑いあえる空間を仲間といつも話し合いながら追及していきます。

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行政がこういう指針をだしたら、県内の感染者が●人になったら、こうする!と、決めておくことが大切なのかな?とも思いました。

でも、今の自分たちのくらし、守るものがわかるのは、「自分たち」だと思っています。

ものさしは、外側ではなく、内側にある。

それが私の今の時点での答えです。

ぬくぬくママSUN'Sの仲間と、そして応援してくださる方、身近な人のくださる「直接対面する情報」を信じ、確かめ、精査しながら、決して頑固になることなく、それでも自分の中の感覚に、自信を持って、みなさんと最善の道を歩んでいけたらと思っています。

どんな人、もの、菌、ウイルスも、敵ではない。

どんなことも許せる自分に。自然の中と共存できる自分へ。

難しい、難しいけど、そう思おうと毎日努力します。

それができたら、私は無敵です。

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