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ドラマ『名探偵ステイホームズ』の感想

 先程、録画していた分を観終わりました!
 日本テレビにて、4月3日・10日の2日間にわたって放送されていた、スペシャルドラマです。

 このドラマ。事前に番組宣伝がどれ程されていたのか知らないし、ストーリーやキャストをチェックしていなかったので、実は一度、録画していたのを忘れていました……。

 ただ、裏番組で他に録画するのがなかったし、まいっか、というノリ。テレビ番組をチェックした際に、目ぼしいドラマはとりあえず録画予約するスタンスだったからこそ出会えた物語です。私にとっては。

 でも、今回はそれが良かった!
 1日1時間枠、深夜寄りの時間帯で放送されていたけれど、もったいなくね? 連ドラとか、2時間SPでドーンと放送するとか、そっちに進んでも良くないですか?

 あ、現在はHuluで視聴可能だそうです。
 それと、ドラマを観ていない方にぴったりの予告動画がありましたので、貼り付けておきます……。テキストあらすじも、下記に。



以下、ネタバレありの感想です。クライマックスに繋がるネタバレは避けますが、未視聴の方はご注意ください。



ストーリー・・・・・★★★★☆
キャスティング・・・★★★★☆
総合・・・・・・・・★★★☆☆

 某レビュー風に付けるなら、こんな感じ(笑)。
 なかなかの高評価でしょう?

 なぜ総合的に見ると落ちるのかというと、もっと良くできそうな気がするから。全体で2時間の内容だし、コロナ禍中の制作だから、あまり詰め込められない事情があったのかもしれない。ただ、間延びしたようなシーンがあったというか、テンポの悪い瞬間がちょいちょいあったので、そこが残念ポイントでした。

 もっともそれは、ここにBGMが欲しかったとか、カメラワークが短めで終わって欲しかったとか、私好みの演出とは違うというだけの点もあります。


 北村匠海さん演じる相田アタルの、推理ショーのシーンはワクワクしました! あの、ヘッドホンを付けてからの検索&推理モード。きっと、頭の中でいろんな情報が、くっ付いたり切り取られているんだろな~と想像しながら観てました。

 相田アタルは、拗ねると口を尖らせるし、なんでもお母さんに頼るし、かなり子供っぽい役どころ。ハリウッド映画『ホーム・アローン』の主人公ケビンが、大人になれずに大人になったようなキャラクターだと思います(笑)。作中で使われる小道具のおもちゃも、子供の頃に買ってもらったような物ばかりだし。

 吹き矢はともかく、からしチューブをアレするとか、小学生の発想っすよね?(笑)

 その幼稚さが、夢中になって情報を集め(検索能力)、推理力を働かせてもいるということなのか……。
 子供っぽく、ひねくれていて、インドアで、推理力抜群。数多ある探偵像の中では『DEATH NOTE』のLにも似ているかも。……まぁ、L、大好きだもんなぁ、私。だからこのドラマが心に刺さるのかもしれない(笑)。


 他の主要キャラクターも、皆好きです。作品全体として、どのキャラクターも自由に動いているし、魅力が伝わってきました。キャスティングも個人的には合ってたと思います!

 たとえば、鈴木保奈美さんは、明るくてお茶目で、とにかくアタルに甘い母親・恵美役を演じられています。『ステイホームズ』は、途中で殺人事件も起こるし、シリアスな局面もあるけれど、その中でまったくキュートが負けていない!(笑)

 沼田警部役の谷原章介さんは胡散臭さを初志貫徹しているし、坂本刑事役の松本まりかさんは、アタルのガキっぽさに呆れまくるけれどなぜかときめくヒロイン効果を発動するし。キャラクターしっかりしてるから、事件の起こらないスピンオフドラマを制作しても、なんとかなるのでは??

 あーでも、続編が出ても、谷原さんと森川葵さんは出てこないのかー。死者蘇生のシステムとかないですかね。遊戯王みたいな!


 これだから「テレビなんて捨てて、サブスク一本にすればいい」とか考えられないんですよね。サブスクだと、自ら選んで観る形だから、ご乱心しないと観なかっただろうし。

 冗談抜きで、続編連ドラしそうな雰囲気はあるのですが、実際のところどうなんだろう。勝手に期待しときまーす!

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