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才能至上主義と努力至上主義

才能至上主義のような考えが昔から自分にはあって、その人の持っているものは変わらず、絶対的にそこにあるとばかり思っていた。

だからむしろ、才能もないのに努力している人をどこか見下していたような節があると思う。自分は何かやる時大体他の人よりもサッとマスターして一歩リードできるというのもあるだろう。

でも最近、努力し続けるということしかないんだなと思う。

いくら他の人と比べて最初良くできたって、努力を続けている人はだんだんと実力がつくから、最終的に運だけで才能ある人を追い抜くし、何より努力が裏打ちして自分を信じることができるから、自信がついていざという局面で踏ん張ることができる。

でもずっと努力し続けるのもなんか違うよなあと思う。自分みたいに思考が先行しまくって行動が追いつかない人間にとっては、行動で努力を示してください、って社会の圧みたいなものも感じてたまに辛くなる。「こっちだって色々考えてるんだよ、行動にすぐ出ないから分かりづらいだろうけど!」って逆ギレしたくなる。

やっぱり才能至上主義と努力至上主義の中庸が一番しっくりくるのかな。自分もそうなんだけど、みんなわかりやすいものが一番好きだから、どっち!みたいな話になりがちだけど、複雑なものを複雑なまま放っておけないのかなあと思ったりする。ふむ。


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