憧れていたもの① 楽器と歌、パターンとデザイン
作家。
漠然と憧れていた。
私に文才は全くないけれども、
その、"ペン一本で1人で生きてる感"という生き方に、小さな頃から憧れていた。
そして、音楽家、ミュージシャン。
その中でも、自分で作って歌う、シンガーソングライター。
これもまた、私に音楽の才能は無いけれども、
その、"作って歌って1人で完結する感"という生き方にたまらない魅力を感じていた。
もちろん、1人で生きられるわけでは無いし、1人で完結するわけでもない事は、今は十分承知だ。身をもって感じている。
先日ラジオでMCの音楽家が、
"楽器をやる人はぜひ歌をやってみて。"
さらに、
"だからそんな自分は必然的にバンドを組むことになったわけで、表現するためにメンバーに時折り無理を言うけれども、それで良い、それがとても良いのだ。"
みたいな内容を話していて、とても納得した。
私の現在も、
先程の音楽家にあてはめると、
楽器→パターンで、
歌→デザインだ。
"パターンをやる人はぜひデザインをやってみて"
その音楽家は、自分も歌にはそう自信がなかったと。
私もデザインには、そう自信がなかった。
だから、かなりおこがましいが、同じ気持ちなのかも、と、とても嬉しかった。
だからこの人の音が好きになったのだと思う。
私はデザインというのは、いつかものすごくやりたくなる気がする、そうしたらやってみよう。という感じでパターンナーからスタートした。
さらに、デザインは好きだけど、学校で勉強する事ではない。と、生意気にもそう思っていたのだ。
もしかしたら"好きだけど自信は無い"を隠す為に思考を変換したのかもしれないけれど。
学校では、必須科目の基礎のデザインを学ぶ以外は、主にパターンや、技術を学んだ。
さらにパターンナーとして企業に就職し、
学校で学ぶパターンは、即戦力には及ばないことを痛感した。一応日本で、世界でトップレベルの学校を出たとしても。
好きで好きでパターンをはじめたわけでは無いし、飽き性な私が続ける事ができたのは、"布で何かを作る"ことが小さな頃から好きで、常に没頭していたからだと思う。
だから、直感と少しの打算で、パターンはやっておいた方がよいと判断したのだ。
それで実感したのは
パターンは職人的なものだけど、表現力がとても必要だということ。
訓練や反復で皆同じようにキレイなものが出来るようになっても、やっぱり感性を磨かなければならないのである。
私への答えが出た。
その先にあるのがデザインだと。
そして、自分で最後まで作る。
憧れていた、作家、音楽家、
ジャンルは違うけれども、少し近づけている。
ただ、
まだ出来ていないのは、
"バンド(チーム)を組んで、多く広める。"こと。
次の答えは出ている。
チーム。。。
いや、バンドと考えたほうが、POPで良いな。
トリオ。で、行こうか。
では。
2月オープンアトリエ
2/25〜3/1
3月nuinui WS
3/6
詳細は下記インスタいずれかに。
ご予約お問い合わせDM願います。
Nuitrip.製品
https://instagram.com/nuitrip_pro?utm_medium=copy_link
Nuitrip.作る
https://instagram.com/nuitrip_ws?utm_medium=copy_link
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?