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伝説のドット絵師、初のクラウドファンディング10/11スタート!!

小中学生の時代にファミコン黄金期を知る我々世代の多くがお世話になった「ディグダグ」「ギャラガ」「ゼビウス」「ニューラリーX」「マッピー」等
数多くのゲームでドット絵キャラクターやロゴデザインを描いていた伝説級のクリエイター、小野浩さん。

2016年に小野さんは、私の仕事仲間であるLAND&SEA株式会社代表取締役、山本周史さんのサポートにより「Mr.ドットマン」を立ち上げ、長年培ったドット絵スキルをアートとしてブランディングしてきました。
それにより多くの企業コラボやアートイベント、自治体の依頼によるワークショップなどが行われるようになりました。
東京近郊だけでなく、株式会社ピクセルの佐々木さんは仙台だったり、大阪や神奈川などでもイベントが行われ、山本さんをはじめとした面々が「チームドットマン」として小野さんを強力にバックアップ。一緒にドット絵の普及やワークショップ等に尽力してきました。かくいう私もアシスタントやマネージャー的な役割で、微力ながらお手伝いをしてきました。

↓海老名市文化会館でのアート展覧会。
ワークショップやゲーム音楽コラボのイベントも会期中やりました。

↓さいたまスーパーアリーナでの「ドルアーガの塔」謎解きゲームのコラボブースでワークショップ

他にも50〜60代を中心とした脳トレワークショップなども。

ドット絵を描くことは
「マス目を数える」左脳的動きと
「色を塗り絵柄を作る」右脳的動きを行うため、脳トレとしても大好評でした。

しかし、コロナ禍でイベントが出来なくなりました。
そんな中でもドット絵を描き続けていると、「マインクラフト」や「あつまれどうぶつの森」でドット絵でオリジナルデザインのアイテムを描きたい子どもたちに向けての取材依頼も受けました。

↓コロコロコミックオンラインの取材記事

まさに、これからますますドット絵師、Mr.ドットマン小野浩として、更なる飛躍をしようとしていたその時。

まさかの病魔が小野さんを襲いました。

この夏、デザインの仕事でやりとりをしていて、どうも体調が悪いような話がありました。
山本さんと私は、新型コロナウイルスだったら…と心配しました。
すぐに病院に行ってくださいと話したところ、しばらくして「コロナではなかったが、入院することになった」と連絡がありました。
夏バテかな?しっかり治してくださいね。そうやり取りしていても、なかなか様子が分からず不安が募る中、ある日「色々検査をした結果、どうも難病指定の病気らしい」ということがわかりました。

このご時世、お見舞いにも行けないので、写真や動画を送って欲しいとお願いすると…もともと痩せていた小野さんですが、本当に痩せてしまい、ベッドから起き上がるのもリハビリが必要なほどに体力が落ちてしまっている様子がわかりました。

そんな中でも、スマホでドット絵を描いたり、懸命に日々前向きな気持ちでリハビリに取り組む小野さんの姿が送られてきました。
私たちチームドットマンは、ハッとしました。

病に倒れた小野さんのことを悲しんでいる場合じゃない!
小野さんはまたドット絵師として活動出来る様に頑張っているんだ。
その姿を見て我々チームドットマンは「小野さんの再起のために、今私たちに何ができるか」を話し合いました。

そして辿り着いた挑戦が、今回のクラウドファンディングです。

単に話題性というだけじゃない、
今まで小野浩というクリエイターが、どんなふうにドット絵やロゴデザインを作ってきたか、
どんなふうにドット絵を描き続けてきたか、
そのドット絵で出来たゲームを大好きでやり続けてきた人達からみて、小野さんはどんな存在で、
「Mr.ドットマン」として作品を生み出す中で、いかにアートとしてアプローチをしてきたか

周りの盟友のクリエイターの皆様や、
チームドットマンのメンバーたちの実録を含めたドキュメンタリー映画をつくる。
それによって、冒頭で並べたタイトルやその時代にゲームで遊んできた多くの人たちや、
また「マイクラ」「あつ森」世代のゲームを楽しむ人達にも、小野浩というレジェンドクリエイターの存在を知ってもらい、改めてその功績や作品を認めてもらいたいと思っています。

特に私の世代(40代半ば)は
自分が子ども時代お世話になったゲームを作った人への恩返しにもなりますし、
そして自分の子ども世代にも、ドット絵の楽しさや可能性を改めて知ってもらう良いきっかけにもなるのではないでしょうか?

映画制作のスタッフもかなりすごいです。
詳細はクラウドファンディングのプロジェクトページをご覧ください

是非ぜひ、ご支援ご協力お願い申し上げます。

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