【留学日記】昼間のリビドーと唐突なカレーブーム
2月13日（火）
7時15分起床。昨晩からハイパーグレートスペシャルノイズキャンセリング耳栓を発動し、大変よく眠れたので気分がいい。
ラジオ番組『MBSカベポスターのヤングタウン』を聴きながら準備。ショムニあるある「謎の国の偉い人が来社しがち」でめちゃめちゃ笑ったあと出発。
旧市街地内でバッグがランドセルな自転車の彼女とすれ違い、とてもキュートな笑顔でHi☆と手を振ってくれてハッピーが伝染。わたしが見るかぎり、彼女は登校中すれ違った生徒みんなに必ずふり返って笑顔を向けている。突き抜けた陽は陰の者をも明るい世界に連れ出してくれる。コップンカァ。
マントラ（お祈り）と太極拳30分、バナナ＆コーヒーブレイクを経て授業スタート。
午前中はがっつり座学で、被施術者の体の固さや抱える問題を判断するための知識を勉強する。各関節の軽い曲げ伸ばしによって固い部位を見極め、効果的なマッサージを組み立てるのに役立つ学びである。
うなずき1つでストレートネック or NOTが分かるそうで、わたしは2秒でストレートネック確定。すでに見極め方を知っていた上級の皆さんは、どう見ても不自然なしゃくれアゴのうなずきを披露。本来の正常なうなずきは「首が動かない」だそうでアゴの合点がいく。
巻き肩ジャッジは正常でした。よかった！
ランチはベジタリアン向けのレストラン。カレーやガパオライスなどもすべて肉なしで、野菜を欲する肉食にとってもありがたいお店だった。
昨日食べたマッサマンカレーに触発され、今日はイエローカレーを注文してみた。ターメリック由来の黄色らしい。
タイ古式の話と絡めて、先生から「リビドー」に関する話題提起。
リビドーと聞けばわたしが思い出すのはマンガ『重版出来』、自分のテーマに迷う新人漫画家に対して編集者が言う「君のリビドー（欲望）を教えてくれ」という言葉である。
「リビドーって欲望のことですよね？」と聞くと、細かな説明は忘れたけど、もっと性的に限定された欲望の原動力、みたいなご回答。先生が大真面目に性についての持論（決してスケベ文脈ではない哲学的?な内容）を展開し、わたしはわたしで大真面目にのっかる。
気づけば周りは「昼間の食堂で何回セックスって言うんですか」と笑いならも引き気味。英語クラスのルイスくんは、セックスという言葉だけ伝わっているのか「ハッハァァァ～～！！」と満点の高笑いを見せてくれた。
午後は昨日に引き続き、腰痛に効くマッサージを学んでひたすら練習。腰痛同士のペアなので、ツボに決まれば「ああああああああああああ（歓喜の悶絶）」となってやりがいが凄い。
正確にツボを押さえるのは、まず筋肉と骨の位置を掴んでおく必要がある。こればっかりは体を触りながら覚えて慣れるしかなく、感覚を忘れないために、学校終了後に居残り練習することに。
練習場へ向かう道中、別の学校に通う関西人・くららちゃん（お名前かわいいね）と出会う。以前に練習場で出会って、名前も聞かずに「関西人ですか！わたしも関西です～！」とだけ挨拶し合った仲。今日はたくさんおしゃべりできたよ。
わたしはタイティーを、くららちゃんはローカル弁当屋さんで謎の極太麺炒めを購入。練習場に到着し、Level2クラスのショウさんも交えてそれぞれ練習した。火曜なのに20時までフルで練習して偉いネ☆
どのあたりがFriedかは最後まで謎だったのよ
今日の食事、バナナ＆カレー＆カレー。
戦隊ヒーローなら絶対イエローに割り当てられるやつ。ただ、昨日食べたマッサマンカレーの満塁ホームランに比べると今日のカレーは内野安打くらい。
Instagramでおすすめタイ料理を募ったところ「プーパッポンカレー」とのご意見をもらい、同じクラスのちほさんからは「〇〇〇もすごく美味しいですよ！」と教えてもらって「わ～！絶対名前忘れるけど食べます～！」とお伝えし、案の定忘れた。ちほさん明日教えてください。
読んでくださってありがとうございます◎