外が暑いのでオンラインライブやります。
オンラインライブ当日から1週間以上過ぎてしまいました。
今は閉業してしまった東京・渋谷のリビングルームカフェアンドダイニングでのオンラインライブから何度目だろうか…
当時YouTubeピアニストのオンラインライブといえば、暗めのステージにグランドピアノ一台で照明も抑え気味のスタイルでした
ピアノ愛好家の耳に届けるのには
それで充分だったのだと思います
ある意味、ふみくんの演奏活動は革命的で更に見せるステージで魅せ
とでも表現しましょうか
元々ふみくんのピアノはその音色から
情景や楽曲に含まれる感情がイメージしやすいのだと思っていて
意識して演奏しているのかどうかは
ふみのみぞ知るところではありますが
1曲1曲の演奏に物語のような付加を感じずにいられない、リスナーはイージーリスニングのように聴き流せなくなるのです(腑に落ちる方たくさんいらっしゃると思います)
昨年から
ふみくんの活動には、ふみプロジェクトという(おそらく志願者の集団)ふみくんの活動を盛り上げようという普段はプロで違うお仕事されているスタッフの方が支えていらっしゃるようで映画に例えるなら1つの作品を製作する時に〇〇製作委員会を創り映画の製作が終わったら解散して、また趣旨の合う作品の時に集合するといった形なのでしょうか?
面白いマネジメントだなと思って見ています。
話は少し逸れましたが
過去のオンラインライブを振り返ると
札幌のスタジオで行われたオンラインライブで色の象徴的な楽曲で少しだけライトに色の変化を付けて配信されていて、ご本人の繊細なシルエットが活かされた映像だなと思ったことがあります
当時はまだ、ふみプロジェクトの名はなかったと思いますが
その頃から映像美としてふみくんの姿を映し出したいと模索されていたのかなとも推察されます
照明の美しさに更に目が奪われたのは
2022年12月の札幌のクリスマスライブで
客席の中央に浮島のようなステージを組み幻想的なスモークとライトで魅了したのも記憶に新しく、下から照らされるライトが天井や周囲の壁に美しい模様を描いていた事もピアノ一台のステージとしては珍しいものだと思いました
そこからの着想なのか
ふみくんがこの春に照明が綺麗なライブをやりたいとのことで、その名も
「照明のきれいなライブやります。」と題して壁も天井も白いホールで見事な映像美で演出されたオンラインライブをされました
チケットぴあのアーカイブ期間、ふみくんの生配信がちょっと控えめになるほどリスナーは繰り返し視聴していました
オンラインライブの照明効果は、あれが完成系なのかな?
と思っていたのですがどうしてどうして(笑)
件の外が暑いのでオンラインライブやります。
へと続くわけなのですが
「夏っぽいライブやりたいです」というオーダーだけだったそうですが
ふみくんの浴衣姿はテッパンとして
ピアノのライブに必要なのかな?って思うようなたこ焼き屋さんの屋台でまずはド肝抜かれました
お祭りの提灯に囲まれたようなピアノと
一見ピアノ演奏にはそぐわないと思われる屋台
ところが、その賑やかしげな屋台の装置に映し出された照明やピアノの縁や面に反射させたライトの色
ピアノの足と足の間から見えた花のように輝くライト等、それを魅せる瞬間の画像の切り替えで
日本の夏の素晴らしさと風情をこれでもかと表現されていました
ふみくん一人の演奏に
これほどのたくさんのイメージを膨らませこのオンラインライブの総合芸術造りに駆り立てられたスタッフの皆さんのただならぬ意気込みを感じたと共に
自然体のままにして人を呼び人を招き
たった一台のピアノ、一人の奏者を
ここまでの総合芸術たらしめたことが素晴らしいと思いました
ただ、創造する人々は自分に満点付けないようなので「もっと、まだまだ」と
これからも更に進化を求めて磨かれて行かれるのだろうなと想像すると
回を増す毎の楽しみがあります
ふみくんとふみプロジェクトご一同のご清栄を心から喜ぶ一リスナーとして長い感想を書かせていただきました
やっと書き上がった感…
はい、次はこちら明日です⬇
この先もイベント目白押しです