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拘らないことに、こだわってみる。

ずっと憧れだった写真のコンテスト、
参加賞すら貰えなかった。

あまりにも拘りがないからだろうか。

わたしは、こだわりの無い、池の上に浮いているよく分からない緑の植物さ。

君のこともそうだ、
必死に他の人と喋るのも、
興味を示すのも、
とてもいい事だと思うんだ。

わたしはただ、
風に波に身を委ねて、
ふらふらと、
この世界と一体化したかった。

征服なんて、
そんな人間らしい思想は罪ですら思うのさ。
自然にとって、
わたしらは何物でもないというのに。
勝手にチャレンジして、勝手に達成感を抱くといいのさ。
それで手懐けたと思ったり、
征服したと思うのは、
山の神に鼻で笑われそうだ。

むしろ、
意識すらされてないかもしれない。

人間は、自分だけみればいいのだ。
自分を乗り越えたことに悦びを感じ、
自分を征服すればいい。
それしかできないからだ。

他人を、自然を、世界を、宇宙を…

求めるのは共生だけだ。
受け入れてもらえるように、
変えられるのは自分だけだ。

70億分の1の私を見つけてくれてありがとう。