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荒島久美子役:栗田惠子です!

皆様はじめまして。noteそのものにもはじめまして。
主役の可愛いナースのヒヨコ達をビシビシ育てる軍鶏のような研修指導員、荒島久美子役、栗田惠子です。
キングコングと同じイニシャル「KK」でございます。
よろしくお願いいたします。

楽しみです!実に楽しみです!
舞台では意地悪ばあさん役とかやることが何度かあって、そりゃもう楽しかったのですが、映像でいただく役は、なぜだかとても「いいお母さん」役が多くて。
「継母役なんですけど」とオファーされた時も、(すーっと窓枠を指でこする)「あら?誰もここは拭いていないのかしら?」なんて言いながら継子をチラリと冷ややかに見るとか!とか想像して「是非に!」と意気込んだら「噛み合ってない父子と一緒にいい家族になろうと頑張る継母役なんです」って話で、何だよ!結局いいお母さんじゃないか!ってことがあったり。
いや、どんな役でも楽しいのですが、久々にパワフルな役!
早く出番来ないかなぁ、とワクワクしています。

多分、一番ステレオタイプな役だと思うのですね、鬼教官というか。
でも、台本をいただいた時、一番最初に始めたのは荒島久美子が、最初にナースの研修を受けた時、ナースになって仕事をこなした時、研修担当になった時、周囲にいた人はどんな人で、その人たちと荒島はどう過ごしてきて今に至ったのか、それを考えること。
イメージは決まっている。おそらく演じ方も決まっている。
それでも一言一言や行動には、荒島久美子の今までの人生が裏打ちされているはず。希望も絶望も、人を見切ることも、それでも期待してしまうことも。人を助ける喜びも失う虚しさも、報われない怒りも屈辱も。
そうやって、一緒に荒島久美子という人生を揺蕩っていると、なんだ、荒島さん、頑張ってきたんだねぇ、お家に帰ると髪の毛ほどいて、ふにゃ~んってソファーに蕩けて、自宅で仕事している旦那さんに通りすがりに頭撫でてもらったりなんかして、そっと人生の幸せ感じてみたりしてるんじゃない?いや、しててほしいな、とか、そんなことを思います。

映画の中でも登場人物たちは一人ひとり、一生懸命に自分の人生を走っています。その勢いと愚かさと愛しさを、観てくださる人たちに伝えたいなぁ、伝わるといいなぁ。
伝えるための薬味のような荒島の存在、頑張って演じたいと思っております!

まずは映画の完成まで、note、Twitterなどで、スタッフキャスト総力戦でご報告、お知らせ、ちょっとした小話裏話などあげてまいりますので、皆々様、何卒よろしくお付き合いの程、お願いいたします!




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