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安達太良ぐるっとワンウェイ

またあの景色が見たい

福島にある100名山。安達太良山の見どころはなんと言っても火山口付近の独特な風景。初めて登ったときは、他で見ることのできない不思議な風景に圧倒されました。5年ぶりに1人でチャレンジ。

どんよりとした土湯温泉

福島から路線バスで40分ほど、山間の温泉町に前泊。天気はどんよりとした曇り空で、時折小雨混じり。大抵登山の前日は、楽しみでソワソワするぐらいだけど、今回はなんとなく身体も心もどんより。温泉街も散策せず引きこもって過ごす。

土湯温泉町
YUMORI ONSEN HOSTEL。リノベされて清潔感があった。

とにかくジョグ

翌朝、起きたけど身体が重い。とにかくジョグ。土湯温泉町から塩沢登山口まで車道を12kmジョギング。少しずつ身体が起きてくる。

塩沢登山口からくろがね小屋へ

ジョグをしてると少しづつ身体が動いてくる。気分も良くなってくる。メンタルに運動が効果的というのは真実だと思う。
登山口からくろがね小屋は、今回の行程で1番の難所だった。とにかく危ない!まず東北地方の大雨で道沿いの沢が増水。途中足首まで浸からないと渡れない沢が数カ所あり気をつかう。そして崖と岩場。沢に向かって落ちていく急斜面に大きな岩があり、そこは雨続きでツルツルという状態。とてもじゃないけどスマホを取り出して写真を撮る状況ではなかった。

登山口はスキー場でもある。

山頂はあっさり

難度の高い登山道を抜けて、くろがね小屋に着くとホッと一息つける。なぜなら山頂は見えていて、足元がしっかりしているから。ここまでが大変だった。

この日の山頂はなんとなく晴れ。稜線が綺麗だった。やっぱりこの地肌の色合いはちょっと他の山にはない特別な感じがある。今回は道の状態が本当に危ない状況だったため、それを乗り切った安心感も格別だった。やっぱ登山はこのためにやるもんだなぁ。

岳温泉方面へ下り活動終了

下りもかなり危なかったけど、ぎりぎり擦り傷、打撲程度で凌いで下山。トータル移動距離は約40km。二本松インターから予定通りの高速バスで東京へ帰った。楽しかった〜!

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