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プール男 ~ (教師との体験談)①

俺の中二の夏の話。
ちょうどオナニーを覚えたてだった頃に体育のプールシーズンが重なり大変な事に・・・。
まぁ端的に言うと女子のスクール水着姿見るとどうしても勃起しちゃうわけで・・・
しかもうちの学校のスクール女子用水着は誰が考案したのか斜めに白いラインがあるの。それが丁度乳首のところに重なるんだけど薄っすら乳首が透けて見えるんだよね。俺の発育が早かっただけなのかもしれんが、どうして他の男子は勃たないのか不思議だった。

まぁでもみんな「透けてるよな」とかコソコソ言ってたけどね。
もう中二だと発育早い子は巨乳ちゃんとかいてもうこれがたまらないわけ。ここで活字にしちゃうと笑い話なんだけど実際には水泳の時間に俺の海パンだけ前が膨らんでたら相当やばい。

特に中二って性が目覚めてる奴と目覚めてない奴の分岐点的成長期だから微妙で少しでも前がモッコリしてると「お前何勃ってんだよ」とかからかわれてしまう。
とりあえず俺はトイレにいくふりして勃起が治まるのを待った。
が、治まっても結局女子見ちゃうとまた勃起してしまう・・・。

結局、性に目覚めた記念すべき最初の水泳の授業は殆どトイレで過ごす事に...orz
しかしながら二度目三度目の水泳の授業でもやっぱり勃起しちゃうんだよな。
これはもうどうしようもない・・・トイレでオナニーして治めようとも思ったんだが、これもまた難しかった。
なんていうか中学校までってやっぱり大便用トイレって使い難いんだよね。

絶対に " ウンコしただろう?" って言われちゃうし、オナニーなんて絶対にできない状況だった。
で、俺は水泳の時間だけ授業を抜け出しさぼるようになってしまった。
しかし他の授業は出席してるのに体育だけさぼれば当然 "あいつどうした?" って事になるわけで、俺は体育の教師に呼び出されてしまった。

当然理由聞くよな。サボった理由。

「お前何で水泳の授業だけさぼるんだ?」
といかつい体育教師が聞いてきた。まさか勃つとは言えない。
「す、すいません。俺泳げなくて・・・」
と嘘を言ったら、
「嘘つけ!お前去年1年の強化選手に選ばれてただろ!」と間髪居れずに突っ込まれた。
超自爆。(あちゃ~そうだった、すっかり忘れてた)
先生は執拗に本当の理由を聞こうとしてきたが「ダルくて・・・」とか「気分が・・・」とか理由にならない言い訳をしたらバシーン!とビンタ喰らった。
(やれやれ体育教師はこれだから・・・)と思ったが、まぁ怒る気持ちも分かる。俺は頬を赤く腫らしながら黙って耐えた。
すると体育教師は○○先生(担任)に言っとくから、と言って去っていった。とりあえずホッとする俺。
担任と言っても当時俺の担任は胃潰瘍で急遽入院する事になって臨時で保健の女先生が面倒を見てくれる事になっていたのだ。
若い先生だったし体育のゴツい先生よりは全然チョロい。
俺は胸を撫で下ろした。

帰りのHRが終わると「○○君ちょっと・・・」と保健の先生。
俺も(あの事だなとすぐに察しがついた)仕方が無く立ち上がる俺。
俺は先生に連れられ保健室へ・・・。「座って」と促され俺は従った。
「水泳の授業でないんだって?」といきなり先生はいきなり本題に入る。
「・・・・」ここはもう黙秘しかない。
「何ででないの?」と、先生。
「・・・・・」答えない俺。
「水泳得意なんでしょ?何か出れない理由があるんじゃないの?」
と先生は俺の顔を覗き込んだ。(女子を見ると起っちゃうからです)
なんて口が裂けても言えないわけで、もう俺は黙秘の一手だった。

「何か嫌な理由があるんでしょ?言いなさい」と毅然とした表情で先生は俺を見てる。(だ~か~ら~言えないんだって鈍い奴だな)
と思いながら俺は「別にないよ、いいよ次から出るから」とふて腐れた表情で言った。
「言ってごらん理由聞けば先生何か手伝えるかもしれないよ」と先生。
今にして思えばなかなかいい先生だったと思う。が、どうも先生は俺が虐めにあってるんじゃないかと疑っているらしかった。
「手伝うことなんかないよ。いいよ」と俺は突っぱねた。
「そうやって我慢してるのが格好いいと思ってるとしたら大間違いだよ」
と先生が言った。もう完全に虐めだと思ってやがる。早とちりもいいとこだ。

それでも俺が黙っていると、とうとう「ご両親に連絡するから」と脅されてしまった。
ふざけるな!さすがにこれには俺も大慌て。
「や、や、やめろよ!」としどろもどろに怒鳴った。
「じゃ、理由言う?」と先生。(きたね~)
俺はしばらく腕を組んで考え込んだ。
言うべきか・・・言わざるべきか・・。
しかし両親はやばい。いかにも。
「だ・・・誰にも言わないって約束する?」
と俺は言った。
しかたない・・・ここは恥を忍んで全てを晒そうと俺は覚悟した。
とりあえず信用できそうな先生だったって事もある。
先生は頷きながら「大丈夫心配しないで言ってみなさいと」と言った。
聞いたらどんな顔をするんだろう?と思うと緊張してきた。

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