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頑張りたいとき、頑張りすぎちゃったとき、元気をくれる曲 SEVENTEEN「같이 가요 (Together) -Japanese ver.-」

やりたいことがあるけれど、自信が持てず最初の1歩を踏み出せない。過去の失敗がトラウマになり、チャレンジができない。ひたすら頑張っているだけで、自分の意志がわからなくなってしまった。プレッシャーに耐えられず、気持ちが疲れてしまった。何だかわからないけど、前向きになれない...。

生きている限り、誰しも抱えるであろう気持ちだと思います。私もこういった感情に埋め尽くされ、息苦しくなることがあります。みなさんはこの感情とどのように向き合い、乗り越えていますか。

信頼のできる大切な人に相談したり、運動をして汗を搔いてすっきりしたり、好きなことだけを考える時間を作ってみたりと、それは人それぞれだと思います。

私にとっての解決策は大好きな音楽に触れることです。私は好きな歌手がダンスパフォーマンスをする方が多いので、厳密に言うと、音楽を耳だけでなく、目でも楽しみます。そんな私が最近、辛い気持ちになった時に、たまたま出会った1曲が本当によい曲だったので、ぜひシェアさせてください。

SEVENTEEN「같이 가요 (Together) -Japanese ver.-」


思い通りいかない 日々があっても
確かに道はある 今は霧のようだけど
世界が逆に回ってても 見失うことはない
まっすぐ前を向いて 一緒に行こう Oh

SEVENTEEN「같이 가요 (Together) -Japanese ver.-」

韓国発ボーイズグループのSEVENTEENは13人という大所帯にも関わらず、その高度なダンスのシンクロ率やストーリー性のあるパフォーマンス構成が評判です。「같이 가요 (Together)」は、2020年6月にリリースしたミニアルバム「Heng:garæ」に収録された曲で、青年期に直面するいくつもの挑戦・悩みに挫けそうになっているときに、みんな一緒だから大丈夫と手を差し伸べてくれるような内容です。この曲がリリースされた時期は、既にコロナ禍であったので、得体のしれないウィルスのせいで、人生という物語でかけがえのないページとなる学生生活を制限されてしまった若者たちに向けたものなのではないかと私は思っています。そして、私が紹介したい日本語バージョンは、日本ミニアルバム「24H」に収められています。

SEVENTEENは好きでよく聴いているのですが、彼らは前述したようにSEVENTEEN=ダンスパフォーマンスといったイメージが強いので、正直歌詞の内容まで深く考えて聴くことは、今までありませんでした(特に韓国語だと和訳を調べる作業も出てきてしまいます)。なので、イヤホンから流れてきた「같이 가요 (Together) -Japanese ver.-」を聴き、この曲で何を歌っているのかがわかったとき、思わず涙が溢れ出そうでした。暗闇から光の下に連れて行ってくれるような、でも強引すぎない優しいポジティブな歌詞は、そのときちょうど落ち込んでいた私のなかにすっと入ってきてくれました。彼らの歌う日本語は彼らにとって母国語ではないのに、日本語が母国語である私が聞いても耳馴染みが良く、その曲で訴えたいことがダイレクトに伝わってくることに感銘をも受けました。

そして、紡がれる言葉の表現がとても繊細で美しいのも魅力です。

暗がりの中 怖がるのなら
心のコンパス出して Yeah
揺れる針がもどかしくても僕らなら
うまくいくよ ダイジョウブだよ

SEVENTEEN「같이 가요 (Together) -Japanese ver.-」


言葉では「같이 가요 (Together) -Japanese ver.-」のよさを伝えることが難しそうなので、私の語りはここまでにして、ぜひ聴いてもらえると嬉しいです。

韓国語で歌われているオリジナルバージョンはこちらです。

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