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【20代で得た知見】 紹介&書評

1.著書のターゲット

・20代の人全員
・「人生」「恋愛」「社会」「仕事」に悩む人
・自分の人生とは何かを模索している人
・今の生きかたに不安や焦りを感じている人

2.書評

「20代の人生は、忘れがたい断片にいくつ出会い、心を動かされたかで決まる」

著書の冒頭で書き記された一節。
上記の一節がこの本を簡潔にまとめた一節である。

計178個のタイトルとともに、著者の人生の経験から
20代で経験すべき事、あるいは実体験から学んだ「知見」を簡潔に述べている。

本が苦手な方でも、1つ1つのタイトル最大でも4ページ程度となっており
かつ、堅苦しい人生の考え方が記しているわけではなく
読者に寄り添った書き方で、非常に読みやすい本であった。

3.所感

いつものようにふらりと立ち寄った本屋さんでなぜか心を惹かれて手に取った本。

私自身、仕事に疲れ、働いている意味を見出せない状況がここ数か月続いていた。親が古い考え方で、仕事を辞める相談をしても
「仕事は辛くて当たり前」「最低でも3年は働かなければいけない」
といったような、私が一番嫌いな説教をつらつらとしてくるばかり。

さらに、大学の同級生たちが仕事で結果を残し始めたり、結婚して充実した人生を送っており、自分ひとりが「社会」に取り残された気分になっていた。

そんな心境の中でなぜか惹かれた著書。
読み進めると、なぜか惹きこまれていく。
他人ごととは思えない、著者の考え方や
ずっと、人生に劣等感を感じていた自分が前向きになれる内容であった。

今まで親のレールに敷かれて人生を歩んできた自分が
自分の人生のために前に進みたい。そう思わせてくれる内容だった。
失敗できるのも若いうち。やりたいことからは逃げられない。
いずれ我慢していた「やりたい事」と向き合わなければならない時が来る。
「やりたい事」で戦って負けても、後悔しない人生を歩みたいと本気で思わせてくれる内容だった。

これから自分は会社のために働くのではなくで、
誰かの力になれる仕事をしたい。そのために人生を注いでいきたいと強く感じた。

まだ、何者でもな20代の私が、何者にでもなれる20代の私が、
仕事・恋愛・人生、すべての選択で後悔しない道を選んでいこうと強く感じた本であった。

4.最後に…

平日は残業三昧。
週末は仕事のために、休息をとる。

そんな社会人生活を続けて3年目。
仕事の中でも様々な人に出会い、自分を成長させてくれた。
今までの出会いに感謝しながら次のステップを進むために
改めて自分の人生を見つめなおしていきたい。

そして、仕事が辛くて辞めたい。でも周りの誰もそれをわかってくれないという人がいれば、ぜひこの本を読んでほしい。(恋愛のことも多く書かれています)

私と同じような境遇の人がいれば、
少しでもそういった人たちの助けになりたいなぁ~と強く思える本と
出逢うことができました。

-了-



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