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投球スタイルを変え、7回無失点の好投!AKIRA・小川武志投手

変化球主体の打たせて取る投球で、7回無失点と好投した小川投手。

私のイメージをよい意味で覆してくれ、今日一番印象に残りました。

140km中盤の直球が持ち味で、今まではどんどん押してくるパワーピッチングでしたが、今日はMAX137km。要所で力の入った直球は投げていましたが、ガラッとスタイルが変わっていました。

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変わるきっかけになったのは、私も見ていた、あの試合でした。

「2年前の天皇賜杯予選準決勝で9回に同点弾を浴び、そこで軟式野球はこのスタイルではダメだと、目が覚めたようです」

試合後、中川監督が話してくださいました。

その試合は1点リードで小川投手がリリーフし、京葉ガスの青山選手の同点弾を浴びます。スタンドがどよめく一発でした。

延長でも小川投手は投げ続け、11回裏、押し出し死球を与えてしまいます。膝に手をつきしばらく動けず、自らへの怒りなのか、グラブをたたきつけ、感情をあらわにしていた姿を覚えています。

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2019年天皇賜杯千葉県大会準決勝。劇的な幕切れにがっくりと肩を落とした小川投手

今日は終始落ち着いていて、笑顔もあり、本当に別人でした。

30歳を超えて、今までの投球スタイルを変えることは非常に勇気の必要なことだったかと思いますが、見事「勝てる投手」に変貌を遂げました。

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また、いつもリリーフでしか見たことなかったので先発も新鮮でした。
もしかしたら先発で試合を作る方がもともと向いていたのかもしれません。

そのあたりも監督は「オープン戦で先発も試してきた」とおっしゃっていました。

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7回を投げ終えたところで、中川監督(背番号30)としばらく話をしていた小川投手(背番号21)。推測でしかないですが、本人はもう少し投げたかったのかもしれないですね(この場面、監督に聞くの忘れてました)。

チームのために、自分のために、スタイルを変え見事に勝利に貢献した小川投手。ナイスピッチングでした!

AKIRAの投手陣、どんどん厚みを増してきますね~
千葉県大会は他県と違い平日も開催され、連戦になるため、投手陣が豊富なチームは圧倒的に有利です。

信頼できる丸山投手、深川投手にもう1枚、先発で試合を作れる投手が出てきたことは、他のチームにとっても非常に嫌だと思います。

初優勝も視野に入れているでしょう。可能性は十分にありますから、これからの戦いも目が離せません!


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